誰にでも優しく理解しやすい色の見え方カラーユニバーサルデザイン
東洋インキグループの取組/関連ツール

色彩の総合メーカーとして、「カラーUD」の普及・啓発を担う

色彩の総合メーカーである東洋インキグループでは、「カラーUD」の普及・啓発を担うべく、4つのドメインから推進活動を展開しています。
東洋インキグループの「カラーUD」推進活動
ドメイン1 啓発・普及活動

色彩の総合メーカーである東洋インキグループでは、行政機関や各種組合・団体、企業などから「カラーUDについての勉強をしたい」「取り組みたいので説明してほしい」などの要望を受けることが少なくありません。そうした声に応えるべく、「カラーUD」に関するセミナーやワークショップを開催するなどして、積極的にその啓発・普及を図っています。
東洋インキユニバーサルデザインガイドブック
ドメイン2 「カラーUD」支援ツールの無料配布

色覚タイプの違いによる不便さをデザイン段階から取り除く――東洋インキグループでは、そんなデザイン制作を支援するツールとして、「UDing」と呼ばれるテクノロジーを開発しました。研究は豊橋技術科学大学と共同で行い、2004年1月にはその成果レポートを発表。現在は、この技術をベースとして、「UDing CFUD」と「UDingシミュレーター」という2種類の支援ツールを社会貢献事業の一環として無償で配布しています。
「UDing CFUD」の画面イメージ
「UDingシミュレーター」の画面イメージ
ドメイン3 カラー素材の提供

「カラーUD」は、「データを作成したら終わり」ではなく、実際に印刷物や製品になった「完成品」で実現していないと意味がありません。その意味で、デザインした色を忠実に再現させることが重要となってきます。東洋インキグループでは、その一助となるカラー素材をご用意しています。
■UDing 対応色見本帳:COLOR FINDER(カラーファインダー)
日本で最初に作られた色見本帳で、長年、多くのクリエイターに愛用されてきました。収録されている色は1050色。印刷時の色再現性を重視し、広く普及しているオフセット印刷で印刷されています。
UDing 対応色見本帳:COLOR FINDER(カラーファインダー) 別売:希望小売価格 \10,500(税込)
■UDing対応マーキングフィルム:DYNACAL(ダイナカル)シリーズ
屋外サイン用マーキングフィルムで、経時変化による退色が少なく、伸縮性があり、施工性にも優れています。着色済みのフィルムを扱うので、塗料などに見られるムラが出ず、デザインした色を忠実に再現できます。色数は非透過色185 色、透過色106 色の計291色です。
UDing対応マーキングフィルム:DYNACAL(ダイナカル)シリーズ
ドメイン4 ソリューションの提案

「カラーUD」に配慮したデザインを行っても、実際の印刷で色が合わなくなれば意味がありません。そうした問題を解決するために、東洋インキグループでは「カラーUDワークフロー」を開発しました。このワークフローにのっとることで、「カラーUD」に配慮した印刷物をスムーズかつ的確に作成することが可能になり、プレゼン・校正時における説明をより的確に行うことができます。
「カラーUD」ワークフロー
CUDワークフローのご利用は、下記までお問い合わせください。
富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社(PRIMOJET ご利用の場合)
お問い合わせ先:技術二部 TEL 03-5259-2309/お問合せフォーム
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(デジタルコンセンサスプレミアム ご利用の場合)
お問い合わせ先:マーケティング部 TEL 03-5205-7805/E-mail info@mail.mgj.konicaminolta.jp