オウム真理教の元幹部で公証役場の事務長の監禁致死事件で逮捕された平田信容疑者によく似た男が、出頭当日の夜、JR品川駅の新幹線の改札口から在来線の方向に向かって歩いている姿が、防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、新幹線を利用して東京に来た可能性があるとみて映像を詳しく分析しています。
オウム真理教の幹部だった平田信容疑者(46)は、平成7年2月、東京・品川区の公証役場の事務長だった假谷清志さん(当時68歳)を車に乗せて監禁し、教団施設で死亡させた疑いで逮捕されました。平田容疑者は去年の大みそかの深夜、東京の丸の内警察署に出頭しましたが、その後の調べで特徴のよく似た男が同じ日の夜、JR品川駅の新幹線改札口から在来線の方向に向かって歩いている姿が防犯カメラの映像に映っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。関係者によりますと、これまでの調べに対して、平田容疑者は「捜査本部のある品川区の大崎警察署に行ったが警察官を見つけられず出頭しなかった。その後、地下鉄に乗って霞ケ関駅で降りた」と話していて、地下鉄日比谷線の恵比寿駅の防犯カメラにもよく似た男の姿が映っていたということです。警視庁は、平田容疑者が新幹線で東京に来たあと、JRの在来線と地下鉄を乗り継いで出頭した可能性があるとみて映像を詳しく分析して調べています。