長野県野沢温泉村のスキー場で、2日、男女3人がスノーボードに行ったまま戻らず、連絡が取れなくなっていましたが、3日午前8時すぎ、3人とみられるグループが林道を自力で下山しているのが、警察のヘリコプターによって発見されました。
長野県野沢温泉村の野沢温泉スキー場では、埼玉県川口市の44歳の男性と35歳の女性、それに東京・足立区の38歳の女性の合わせて3人が、2日、スノーボードに出かけたまま夜になっても戻らず、警察は、遭難した可能性があるとみて3日午前7時すぎから捜索を行っていました。その結果、午前8時20分ごろ、3人とみられるグループが現場の毛無山のスキー場とは反対側にある南側の斜面の林道を歩いて下山しているのが警察のヘリコプターによって確認されました。警察などの捜索隊は、現在、3人の保護に向かっているということです。野沢温泉村は、2日、大雪注意報が出され、朝から吹雪で視界が悪かったということですが、3人と一緒に来た男性は「3人は新雪を求めてスキー場のコースの外を滑っていたと思う」と話しているということで、3人はその後、携帯電話でも連絡が取れなくなっていました。