『刑事被告人・小沢一郎』(523)
『刑事被告人・小沢一郎』(523)
彼は、現在・只今『刑事被告人』である事は厳然たる事実です。この事実を何人たりとも否定する事は出来ません。然るに、彼を民主党の代表・総理大臣に推す愚か者が存在する事に愕然としました。
愈々「刑事被告人・小沢一郎」の裁判が始まります。検察が不起訴にした事件を、国民の代表である「東京第五検察審査会」が二度に渉り「起訴相当議決」を経て「強制起訴」された裁判が始まりました。
昨日行われた、小沢裁判第11回公判は、昨夜、22時13分に
「産経ニュース」が速報(?)を公開しました。理由は「北朝鮮問題」かと推察します。お約束した転載が遅れたことをお詫び申し上げます。
【小沢被告第11回公判】 「会計専門家『収支報告書は家計簿と同じレベル』」 2011.12.20 22:13 (5/5ページ)
裁判官「16年に取得した土地を17年分の収支報告書に記載してかまわないということですね」
証人「そうです」
裁判官「どの条文を解釈しているんですか」
証人「取得年月日を書けという(政治資金規正法の)要求は、報告書を作成する人が、本登記した日を書くと理解されます。16年に土地取得を書けないのに、支出だけ書くのはアンバランスです」
裁判官「でも、司法上は誤りなんですよね」
証人「土地取得が(年内に完了していると)特定できていれば、誤りです」
裁判官「後で誤りが分かっても、直さなくていいのですか?」
証人「難しい質問です。企業が過年の誤りを一つ一つ訂正しているかどうか…」
裁判官「誤りは直した方がいいですか」
証人「直した方がいいか、そこまで要求されているかどうかは言い切れません」
《右陪席の裁判官も、この日の論点となった法解釈について改めて数点確認。大善文男裁判長は質問せず、審理を終えた》
《次回期日は年明けの1月10、11日で、いよいよ小沢被告の被告人質問が行われる。大善裁判長から日程を告げられ、小沢被告は「わかりました」とはっきりと返答した》(おわり)
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筑波大学の会計学ノ教授らしいですが小沢側の証人と出廷した人ですよね。ですから小沢有利に弁護するのはある程度わかるのですが、国会の証人でも反対派と賛成派に別れて証人を推薦するように、会計学の専門家も弁護側、検察側双方の推薦人を指定するべきだと思います。
2011/12/22(木) 午後 10:49 [ kod**o88m*lk ]
kod**o88m*lkさん、コメント有難うございます。
『会計専門家』の証人を呼ぶことはは、指定弁護士側も了承していました。「会計学的処理」と「政治資金規正法」とは目的が違います。単なる事務処理と、透明性を第一とする法律との差は歴然です。「仮登記、本登記」どちらでカネが動いたかが問題です。「政治資金規正法」ではカネを動きを把握することを目的としているのです。そのカネの出所(原資)が問題になのです。「虚偽記載」とは単なる事務処理の間違いを問うているのではありません。その目的が問題なのです。公平な裁判官が正邪を判断してくれるでしょう。
2011/12/23(金) 午前 9:27 [ 熱海の爺 ]