

- 一般的に能とは猿楽能〔さるがくのう〕をさしていることが多いです。能舞台で、「シテ」と呼ばれる演者が演じます。歴史のある神話や物語を題材にした悲劇が多いようです。よく知られているのは能面と呼ばれる面を使用するもので、世界的に知られている日本の舞台芸術です。
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- 猿楽能の滑稽な部分を劇化した最古の喜劇です。能と併せて行われますが、能とは異なり、一般庶民の日常生活や人間のこっけいな部分を題材にした、笑いの劇を行う寸劇です。演者は能面は着けずに演じることが多く、現代でも充分理解できる話の内容が多いです。
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- 歌舞伎は民衆の娯楽として生まれた舞踊的要素を備えた演劇。能楽と違い、派手で、楽しませることを目的にしたような演技が特徴。奇抜・奇妙な格好や振る舞いを意味する「カブく」が語源。出雲の阿国(おくに)という女性がその発祥とも言われています。男性・女性ともの歌舞伎役者がいたが、だんだんと女性の歌舞伎が禁止され、現在のすべて男優が演じる形態となった。
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