年末だからと気を抜くと・・・

みなさま、今年もあと少し。

今年はブログにツイッターなど、色々と始めた年でありました。
こんなマイナーなサイトに遊びに来てくださる皆様に、
今年一年の感謝?を込めて一本年越し悪堕ちSSをこさえました。

内容的には戦隊ヒロイン洗脳改造女怪人化(ぉ
悪の組織と戦ってきた戦隊ヒロインたちが、
気を抜いたばかりに敵の手に・・・。

そんな感じです。
それではどうぞ。

『年末年始も休まず暗躍?!』


遠くで鐘の音が響いている。
それは年末恒例の、除夜の鐘。
その音が、煩悩を打ち払うとされている。
この年の終わりにも、『煩悩』を打ち祓う鐘の音が響く・・・。

「おぉふ、寒うぅぅ・・・。」
私・城戸香夏は初詣がてら、一緒に年を越すために友人と待ち合わせしていた。
「香夏!ゴメン、おそくなって~!」
「遅いよ、美雪・・・。凍えちゃうよ・・・。」
相楽美雪。幼馴染でクラスメイト。
「ごめんごめん・・・。あ、千秋と弥生も来たよ!」
「やっほー!お待たせ~。」
「待たせてごめんね?」
若山千秋。ひとつ上の先輩で、生徒会長。
古城弥生。千秋の同級生で、風紀委員長。
私たちは、人に言えない秘密を持っている。
「流石にエルダーグも、こんな時期には暴れないみたいね。」
「そうですね、弥生先輩!」
邪悪神国エルダーグ。最近巷を騒がせている、異形の集団。
「こんな時期くらい休みたいわ~。そう思わない?」
「あはは・・・。正月くらいゆっくりしたいですよね、千秋さん。」
奴らと戦う正義の戦士の存在も、知られるようになってきた。
「クリスマスも奴らのせいで潰れちゃったし、ねぇ香夏?」
「仕方ないですよ・・・。奴らを倒すのが私たちの使命なんですから・・・。」

『燐光戦士 ブライトスター』
それが私たちの秘密。エルダーグと戦う正義の戦士。エルダーグを倒すため、私たちは誰にも知られずに戦い続けていた。

「じゃ、行こっか!」
美雪の一言で、私たちは近くの神社へと歩き出す。
ゴオオオォォォン…..
そこに響く、除夜の鐘。
「あ~、風流だねぇ・・・。」
そこに見えてきた、行列。近くの寺に続いているようだ。
「寄ってきません?時間はまだありますし。」
千秋の提案に、美雪と弥生が頷く。
「そうですね。一回やってみたかったんです!」
「それもいいかもね~。」
それを聞いて、千秋は私のほうを見る。
「香夏さんもいいかしら?」
「あ、はい。みんながそう言うのなら・・・。」
「じゃ、並びましょ。」
そう言って行列の最後尾に向かう私たち。
(何か嫌な予感がするけど・・・。みんな居るし、大丈夫だよね・・・。)

行列の最後尾に着くと、係の人が人数を確認する。
「あ、ちょうどここまでですね。もう少しお待ちくださいね~。」
そう言って、小さな紙コップを渡してくる。
「こちら、甘酒になります~。」
1つずつ渡されたそれを、私たちは口にする。
「は~、美味しい・・・。なんだか、ポカポカしてきたね・・・。」
「そうですねー・・・。」
気が付くと、誰もが言葉少なにただ並ぶだけになっていた。
ゴオオオオォォォン…..
耳に響く鐘の音。
ゴオオオオォォォン…..
その音が、私の心を洗っていく。
(あれ、私、どうして・・・?)
ゴオオオオォォォン…..
悩みや不安、苦しみや怒り、悲しみ・・・。そういった感情が、消え去っていく。
(不思議・・・。いま、なにも、こわくない・・・。)
ゴオオオオォォォン…..
夢や希望、喜び、使命・・・。忘れてはならない何かまで消えていく。
(えっと・・・わたし、なんで、たたかってたんだっけ・・・。)
ゴオオオオォォォン…..
何も考えられず、ただ自分の順番を待つだけになっていく。

(ミユキの番だ・・・。)
先のほうで美雪が鐘を撞く。
ゴオオオオォォォン…..
その瞬間、美雪の顔から表情が完全に消える。そして促されるまま、本堂の中に入っていく。
ゴオオオオォォォン…..
(チアキさん・・・。うれしそう・・・。)
千秋もまた無表情になる。そこに喜色は窺えない。
ゴオオオオォォォン…..
(ヤヨイ・・・。ツギハ、ワタシノバン・・・。)
弥生の瞳には何も映っていないように見える。
そして、最後は私。無心、そして無欲。ただ機械的に、鐘を撞くことしか思いつかない。
(コレヲウテバ、スベテガカワル・・・)
両手でしっかりと縄を握り、鐘を撞く。
ゴオオオオォォォン…..
(・・・)
全ての感情が抜け落ちていく。不思議なくらい穏やかで、何の不安も無かった。
「では、こっちへ・・・。」
女性の声に頷き、言われるまま本堂の中へと入る。そこには、数多くの女性たちが居た。全員が直立不動で微動だにしない。まるで時が止まっているように。

「・・・。」
順番に地下へと続く階段へと入っていく。その入り口で、身に着けているもの全てを置いていく。
「・・・。」
服も下着も、大切なはずの変身用のブレスレットすら、外してしまう。いや、それはもう無意味なものでしかない。
「あら、これは・・・?そう。そういうこと。ウフフ・・・」
入り口の係員がほくそ笑む。そしてどこかに連絡を入れる。
「・・・。」
それを見ても、危機感が浮かぶことは無く。
「じゃ、どうぞ・・・」
言われるままに地下へと続く階段に足を踏み出す。そこに迷いはなかった。
「・・・。」
わずかな光を頼りに、暗闇の階段をひたすら降りていく。その先にあったのは、地下にあるとは思えないほど広い空間。そこにある椅子のようなものに一人ずつ座る。
「さ、これから適性検査を始めるわ・・・。」
ヘッドセットが取り付けられ、カプセルのようなものに閉じ込められる。すぐに生ぬるい液体で満たされ、ひどく落ち着いたままヘッドセットから入ってくる情報に集中する。
「ふふ、しっかり学びなさい。貴方たちの本当の使命を・・・。」

ヘッドセットから与えられる情報を、余すところ無く吸い尽くす。
・・・人間同士の争いで町が破壊され、人々が死んでいく。
・・・一部の人間の欲望の糧とされる、弱い人間たち。
・・・欲望のために人を殺す、愚かな生命。
・・・不満を耐えながら死んでいく、力なき者の怨嗟の声。
それら全てが、価値観を捻じ曲げていく。
・・・守るべき価値の無い人間ども。
・・・救う必要のない愚かな人類。
・・・排除すべき穢れた強者。
・・・導くべき無能な弱者。
歪んだ思想に染まっていく。
『お前は選ばれた・・・』
(ワタシハ、エラバレタ・・・)
『愚かな人類を駆逐する、選ばれた戦士・・・』
(わたしはせんし・・・。おろかなじんるいをくちくする・・・)
唇の端が歪んでいくのを感じる。
『偉大なる邪悪神国エルダーグの使徒・・・』
(偉大なる邪悪神国、エルダーグの忠実な使徒・・・)
心の奥底が凍えるように冷たく、それがたまらなく心地良い。
『エルダーグに栄光あれ!』
(エルダーグに栄光あれ!)

映像が切り替わる。
・・・エルダーグの戦士として、町を破壊する自分の姿。
・・・刃向かう人類を、笑いながら殺戮する私。
・・・エルダーグに従うことを、喜びとともに語る私の姿。
それに疑問を感じることは無い。エルダーグの使徒として、当然の姿なのだから。
『お前にさらなる力をやろう・・・』
(ありがとうございます、法皇様・・・。)
突如現れた見たことも無い存在にもかかわらず、それが何者なのか知っていた。それが仕えるべき、絶対的崇拝の対象であることも。
(あはぁ・・・素晴らしい・・・これで、愚かな人間どもを・・・)
力が漲る。今までにない、充実感。
『お前の望みどおり、我がエルダーグの神魔獣となる栄誉を与えよう・・・』
(ああ、そのような栄誉を私に・・・。ありがとうございます!)
神魔獣。エルダーグの戦闘兵器。エルダーグに身を捧げる喜びに、心が震える。

精神的な変化に連動するように、肉体の改造が始まる。
全身が青白く変化し、筋肉が盛り上がり血管が浮き上がる。
その上を赤白い鱗で覆われ、鋼鉄のように鈍く輝く。
爪が盛り上がるように伸び、鋭さを増していく。
犬歯が伸び、牙となって唇の端から覗く。
側頭部には鹿の角のようなものが移植され、黒い輝きを放っている。
背中には体と同じ鱗に覆われた翼が付けられ、神経が通っていく。
頚椎の先にはワニのような鱗に覆われた尻尾が生えていた。
その見た目は伝説の獣、ドラゴンのようであった。
『さあ、目覚めるのだ・・・神魔獣、獄焔竜・ドラグベリスよ!』
閉じられた目が開く。その瞳は縦に割れ、金色の輝きを湛えていた。

「・・・」
目覚めた直後、私はその身体をじっくりと確かめる。その肌、爪、角、牙、翼、尻尾・・・。それら全てを確認して、再び正面に向き直る。
「・・・ウフフ♪」
笑みが浮かぶ。それは恍惚とした、妖艶な笑み。
「獄焔竜様、こちらへ・・・」
一般戦闘員に促されるまま、施設を移動する。服など着る必要はない。この美しい姿を隠すなど、愚かでしか無いからだ。
案内された広間には、すでに多くの戦闘員と神魔獣たちが揃っていた。神魔獣となる栄誉を与えられたのは、私を含めて4人。
「法皇様、全員揃いました・・・。」
『うむ。・・・お前たちはエルダーグの戦士として選ばれた。今後はエルダーグの繁栄のために、その命を捧げるのだ・・・。』
「「「「「「ダーグッ!!エルダーグに栄光あれ!!!」」」」」」
直立不動のまま右手を高々と上げ、邪悪神国の宣誓を叫ぶ。
『神魔獣となることを許された者たちよ・・・。汝らは人間どもを駆逐する剣。その力、期待させてもらうぞ・・・。』
「ダーグッ!この獄焔竜・ドラグベリス、人間どもを焼き尽くしてみせましょう・・・」
「ダーグッ!零滅虎・アルクタイガ、愚かな人間を凍てつく眠りに誘いましょう・・・」
「ダーグッ!邪魂樹・ネビュラシア、人の心、すべからく我が神国に導きましょう・・・」
「ダーグッ!告死蝶・ゼルフィリムが力以て、人間どもの罪、裁いてご覧にいれましょう・・・」
私たちはそれぞれに名乗りをあげ、忠誠の言葉を口にする。
『ふふふ・・・頼りにさせてもらうぞ。』
「「「「ダーグッ!」」」」

人に擬態して地上に戻る。
「うふふ、楽しみだわぁ・・・。ねぇ、ドラグベリス・・・。」
「地上ではリカと呼びなさい、アルクタイガ・・・・いえ、ミユキ。」
「でも私は、チアキよりもネビュラシアと呼んで欲しいわ。」
「アタシもヤヨイより、ゼルフィリムのほうがいいわねぇ・・・。」
その言葉に滲むのは、抑え切れない歓喜。
「ふふ、今までなんで正義の味方なんてやってきたのかしら。」
「あんな愚かな人間どもを守るなんて馬鹿げたこと・・・」
チアキの言葉にヤヨイが続く。
「ホント・・・。なんでエルダーグの邪魔をしてきたのか、不思議でしょうがないわ。」
ミユキが相槌を打つ。そして私は・・・。
「これからはその罪を償うためにも、エルダーグの繁栄のために働きましょう・・・。」
そして、朝日が私たちを照らす。私たちの新たな門出を祝福するかのように。
「うふふ・・・♪みんな、あけましておめでとう。エルダーグに栄光あれ・・・。」


完・・・?


いかがだったでしょうか?
彼女たちはこれから、人々を守る側から滅ぼす側に回るわけです。
年末だからと気を抜いた結果、
新年を全く違う決意とともに生きることになりました・・・。

みなさま、今年1年ありがとうございました。
来年もマイペース更新で突き進みますので、
どうかよろしくお願いします。

それでは、良いお年を。
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No title

 本年はありがとうございました。
 また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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除夜の鐘で煩悩はおろか心まで消去と来ましたかw
そして洗脳操作…。
2011年は素敵なSSで楽しませて頂きました。
プロフィール

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Author:kazuma-darkness
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