倉敷市のＪＲ倉敷駅北側に進出した三井不動産のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」と、イトーヨーカ堂のショッピングセンター「アリオ倉敷」は１日、開業後初めての正月を迎え、初売りがあった。約１・５キロ西のイオンモール倉敷でも行われ、３施設とも福袋などを買い求める家族連れらでにぎわった。

　ブランド品などを扱うアウトレットパークは、テナント１２０店のうち約80店が福袋を販売した。カジュアル衣料や雑貨、アクセサリーなどをそろえ、通常より実質８〜７割安い商品も。

　隣のアリオは１２２店のうち約70店が、中心価格５千〜１万円の福袋を用意した。

　イオンは全体の半分ほどに当たる約１３０店が売り出し。５千円以上の福袋１個につき、５００円分の買い物券が付いている。

　各店とも趣向を凝らした品ぞろえ。買い物客は岡山県内外からＪＲや車で訪れ、開店前から行列ができた。

　倉敷駅北側の倉敷チボリ公園跡は、アウトレットパークとアリオが昨年相次いでオープン。一大商業エリアに変身した。イオンも昨年大規模リニューアル。中四国最大級となって魅力アップした。