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一日に50通も迷惑メールが届くなんて、Softbankが業者と協力しているとしか思えません。 根本的な対策を全く打とうとしないSoftbankに改善を求めて、日々の迷惑メールを全て公開します。


このサイトでは私のSoftbankケータイ宛に送付される迷惑メールの内容を全て公開します。 また、1ヶ月あたりの件数変動等もグラフで掲載しています。 (私1人の受信件数であるため、Softbank全体を表しているわけではないことをご了承ください。)

ちなみに私のケータイは以下のような状況です。

  • 迷惑メール対策は一切やっていない。購入した時点のデフォルトのまま。
  • 携帯メールアドレスはvodafoneのまま xxxxxxxxxxxxxxx@x.vodafone.ne.jp
  • 「xxxxxxxxxxxxxxx」はほぼランダムな文字列。アドレスが漏れない限りわからない。
  • もちろん、怪しいサイトに携帯メールアドレスを書込んだりしたことはない。
●なぜこんなページを作ったか?

私はもう10年近くJ-phone→Vodafone→Softbankと同じキャリアのケータイを使い続けています。 迷惑メール自体をいつ頃から受信するようになったかは覚えていませんが、Softbankになってからは1日10通前後の迷惑メールを受信していたように思います。。 しかし、2007年の秋口ぐらいから急激に迷惑メールの受信件数が多くなり(1日に50件超)、様々な支障をきたし始めています。

このサイトを構築した後に「URLリンク付きメール拒否設定」を行うと迷惑メールが劇的に減ると判りましたが、Softbankはそんな対策を声を大にして 周知しているわけでないため、初期設定のまま使い続けている人が多いと思われます。
利用者が迷惑メールの対策方法を自分で調べて、わざわざ設定を行う必要があるなんてナンセンスです。Softbankが全利用者分をまとめて設定してしまえば良いだけです。 ましてや、迷惑メール対策にかこつけて不当なサービス料を徴収しようという姿勢には怒りさえ覚えます。
そんなSoftbankに真剣なる対応を求めて、このようなサイトを立ち上げたわけです。

●迷惑メールによる損失

例えば、1日に平均30通の迷惑メールを受信するとして、そのメール内容の確認と削除で10秒かかると仮定すると、 1年間になんと30時間のロスとなり、迷惑メールの削除だけで丸1日の時間をロスしてしまうことになります。なんと無駄な時間でしょう。

30(通/日) × 365(日) × 10(秒) = 109,500(秒) ≒ 30(時間)

また、昼夜問わず深夜にも迷惑メールが届くため、ぐっすり眠ることもできません。 もちろん、時間だけの問題ではありません。友人からのメールが迷惑メールの中に埋もれてしまい、メール受信に気づかずに友人を怒らせてしまったのも 1度や2度の話ではありません。また、社会経験が浅い若者がこれらの迷惑メールに惑わされ、人の道を外すようなことがあるとすれば、 それは当人の人生を左右するほどの重大問題になりかねないとも思います。

上記のようなことが、おそらくSoftbankユーザ(1700万人)の多くに起こっており、日本全体で累計すればとんでもない社会損失であるにもかかわらず、 Softbankの迷惑メールに対する対応は全く真剣さが感じられません。

●なぜSoftbankだけ迷惑メールが多いのか?

docomoはほとんど迷惑メールが送られてきません。職場の先輩や同僚の数人に聞いてもSoftbankだけが未だに迷惑メールの餌食となっています。 docomoにできてなぜSoftbankにできないのでしょう?技術上の問題ではないはずです。迷惑メール問題に対する真剣さが異なるだけなのです。
迷惑メール対策のために利用者から別途料金を徴収するなど、いかにもアザトイ。利用者から迷惑メール対策料を貪るために、迷惑メール問題を放置していると批判を受けても仕方がありません。

このサイトを通じて、世の中の人々にSoftbankへの迷惑メールの現状を知ってもらいたいと思います。そして何より、Softbankの真剣なる取り組みを求めたいのです。 迷惑メールの受信件数が激減すれば、Softbankの取り組み結果がすぐにこのサイトに反映され、結果的にSoftbankにはプラスとなるはずです。

私はSoftbankを誹謗中傷するつもりは毛頭ありません。Softbankが真剣に迷惑メールに対する取り組みを行うならば心から応援したいと思っています。 迷惑メール以外では大きな不満は無いのですから。

●Softbankケータイに迷惑メールが送られてくる場合には・・・

Softbankは利用者に向けてはあまり周知していませんが、「URLリンク付きの迷惑メールを受信拒否する」を設定してください。迷惑メールが激減します。 間違っても有料の「基本オプションパック」に新たに加入することは辞めてください。
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/mail/original_mail/url.html

●Softbankの迷惑メール対策とは?

以下のサイトにSoftbankが提示する迷惑メール対策が載っています。 http://mb.softbank.jp/mb/support/safety/measures/

これらの対策について、1つ1つ私なりに検証してみたいと思います。 総括するとフザケルな!という記述がほとんどです。Softbankの当事者意識が感じられない、あまりにもお粗末な内容です。 迷惑メールに困っている皆さんがみると、怒りが込み上げてくるのではないでしょうか。

対策1.お使いのソフトバンク携帯電話のEメールアドレスを変更する。

なんと、最初に出てくるのがこの対策です・・・ ユーザからするとメールアドレスの変更は最終の最終手段のはずです。メールアドレスの変更では友人たちに変更通知を行う必要があり、 友人たちに手間を掛けさせてしまいます。ズボラな人はメールアドレス変更を放置するでしょう。何より、メールアドレスの変更通知をどこまでの友人に 行うかが一番の悩みです。昔一度だけメールアドレスの交換をした人たちに変更通知を行うことはないため、縁が切れてしまうことになりかねません。

また、ナンバーポータビリティ制度が開始された今、メールアドレスを変更することはケータイ会社を変更することと同義です。 メールアドレスを変更するなら、Softbankにこだわる必要はサラサラありません。 こんな対策を一番上に持ってくることは、Softbankがいかに迷惑メール問題を軽視しているかの証左に他なりません。

対策2.ともだちメール安心設定をする。

「ともだちメール」とは、「S!電話帳バックアップ」に登録されている人(Eメールアドレス)からのメールとのことで、それ以外からのメールに対して、 フィルタをかけることができるサービスのようです。 ただし、「S!電話帳バックアップ」への申し込みは有料です。「フザケルな!」以外の言葉が見つかりません。

迷惑メールを受信したくないだけなのに、なぜ有料サービスに申し込まなければならないのでしょう? なぜこんな対策が2番目に挙げられるのでしょう?次の対策3(無料)とサービスの内容は全く同じです。 これでは、Softbankが迷惑メールにかこつけて、不当な利益を得ようとしているとの謗りは免れません。

対策3.特定の送信者のメールを受信拒否・受信可能にする。 等

「登録したアドレスまたはドメインからのメール受信を拒否、または許可するよう設定できます。」と記述してあります。 しかし、受信拒否に関しては全く効果がありません。迷惑メールの大半は送信元メールアドレスを偽装しており、また毎回ランダムなメールアドレスを付与しています。 そんなメールアドレスやドメインを受信拒否にしても、ほとんど効果がないことは明らかです。

一方の受信可能設定は、今のところ有効な対策に思えます。特定の友人や家族だけから受信できるように設定する内容であり、ケータイとPCで設定可能です。 しかし、登録したアドレス以外からは受信できないため、会社や学校・サークルの名簿等に自分のメールアドレスを載せることができなります。 また、人からメールアドレスを教えてもらったとしても都度登録を行う必要があり、とても面倒な作業となります。また最大20件しか登録できないことも大きなネックです。 やはりこの受信可能設定も、ユーザからすれば最終手段に過ぎません。

対策4.URLリンク付きの迷惑メールを受信拒否する

これが最も有効な対策です。中でも「特定URLを含むメールのみ受け取らない」を設定すると、ほとんど迷惑メールがフィルタリングされ、受信するメール数は激減するはずです。 なぜこの対策を一番上に持ってこないのか、なぜこの対策を声を大にして周知しないのか、理解に苦しみます。代わりにSoftbankは有料(月額475円)の基本オプションパックを 利用者に勧めているように思えます。全く同じサービス内容なのに、なぜわざわざ有料サービスへ加入しなければならいのでしょうか? 基本オプションパック加入者は この設定が無条件に有効になります。なぜ一般ユーザにも自動で設定を有効にしないのでしょうか?フィルタが入って困るユーザは1人としていないはずです。Softbankには良心が無いのでしょうか?
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/basic_option_pack/

対策5.Eメールヘッダ情報を確認する

パソコンからSoftbankケータイに届いた迷惑メールのEメールヘッダを確認できるサービスとのこと。サービスを利用するには専用のパスワード発行を申し込む必要があります。 なぜ迷惑メール対策を自分で行わなければならないのでしょう?Eメールヘッダを確認して、どこから送られているか確認して、それぞれのISPなり、あるいは海外のサイトに 突撃しろということでしょうか?しかもわざわざパスワード発行の申請の手間をかけて。Softbankの姿勢はユーザの自助努力に期待するということなのでしょうか?

対策6.申請窓口へ送信する

ソフトバンク携帯電話からの迷惑メール送信が確認された契約者に対し、利用停止ならびに契約解除などの厳しい措置を実施するとのことです。 しかし、転送方法がメンドクサイ(自分で電話番号や受信日を入力する必要あり)上に、なんと転送料金は有料です!! またEメール経由は対象外であるため、効果がどこまであるかは甚だ疑問です。

なぜ有人の無料電話相談口を設けないのでしょうか?代わりにサイトに記載してあるのは「(財)日本データ通信教会迷惑メール相談センター」や 「消費者相談センター」のURLです。丸投げもイイトコです。全く当事者意識が感じられません。無責任極まりないです。

以上、見てきたようにSoftbankの迷惑メール対策はとても無責任なモノです。むしろ怒りが込み上げてきます。改めて、Softbankの真剣なる対応を希望します。