アニメ/特撮
毎週土曜日 25:30~26:00
※12月31日の放送は、年末年始編成のため休止致します。予め、ご了承ください。

【今回の放送日時】 2012年1月 7日(土)25:30~26:00
因果が姿を消した。だが、新十郎は一人で真実を求め続ける。TV局爆破事件を調べるうちに、海勝が別天王を使っていると疑う新十郎は、真実を明らかにするため、一計を案じる。予算委員会で行われる海勝の参考人招致。病院からモニターを通じて出席するようにすれば、言葉で人を操る別天王の力は封じることができるはずだ。厳しい追及を難なく退けた海勝は言う。「真実など無数にある。一つの真実で満足するのは、そこで考えるのを止めるにすぎない」。その言葉に怒りを感じた新十郎は思わず海勝を問いただし、切り札として梨江に証言を求める。梨江は語る。「TV局が爆発した直後、私は自宅で父を見ました」。TV局の海勝は、別天王が生み出した幻だったのか。そこに因果が姿を現す。因果が真実を語るようにと迫るのは、思わぬ人物だった。
とっくの昔に流行らなくなった探偵という稼業。その探偵をいまどき名乗る青年が、結城新十郎。
新十郎は卓越した推理力で様々な難事件を解決していく。その新十郎のバディを務めるのが美少年の因果。可愛いルックスとは裏腹に、その本性は利発で上から目線の小悪魔系。
因果は、ある理由から新十郎といつも行動をともにしている。舞台となるのは"終戦"を迎え、戦争の傷跡もまだ残る未来の東京。そこに君臨するのは、政財界に通じ、通信インフラを牛耳るメディア王、海勝麟六。海勝はその膨大な情報量と明晰な頭脳で、数々の事件を解決に導いてきた。だが海勝の名推理には裏がある。その裏にある"本当の真実"を見事にあぶり出すのが、「最後の名探偵」結城新十郎だ。しかし、それを知らない世間は、新十郎を「敗戦探偵」と呼ぶ――。
それでも新十郎は因果とともに本当の真実を求めずにはいられない。