「Steins;Gate」第1話レビュー
星にもまた、始まりがあるが自らの力を持って滅びゆく――有限。
英知を持つ者こそ最も愚かであることは、歴史からも読み取れる。
これは…抗える者たちに対する、神からの最後通告と言えよう。
「――これより会場に潜入する。エル・プサイ・コングルゥ」
「やけに人数が少ないな…。機関の妨害か…?」
「何が始まるの?」
「ん…? お前はそれも知らずにここに来たというのか」
「へー、タイムマシン? すごいねー♪」
「中鉢博士は、我々研究者のぬけがけをし、この世紀の発明の発表会へとこぎつけた。たっぷりと、その考えを聞かせて貰うつもりだ」
「ん? 地震か? ……いや、上か」
ラジ館の屋上へと向かう倫太郎。
そこにあったのは、一基の人工衛星。
「これは…?」
いぶかしんでいる倫太郎に、係員らしき人物が、立ち入らないように合図を送る。
そこに、まゆりから入る一本の電話。
「お前、このために呼びつけたのか?」
「このシリーズあまり残ってないのに、まゆしぃは百円玉を切らしちゃっているのです…」
「甘ったれるな、まゆり。たとえ幼馴染であっても、金は貸さん」
「えぇー…」
「フフフ…。お前に今、人生の厳しさを教えてやろう」
そう言って、100円玉を取り出す倫太郎。
まゆりが眺めていたガチャガチャに100円玉入れ、レバーを捻り、出てきた景品を取り出す。
「んん? なんだこれは…。塗装されてないぞ」
「メタル…」
「メタルだよ! メタルウーパ!」
「レアなのか?」
「うん! すっごく!!」
「…ならば、くれてやろう」
「いいの? オカリン」
「鳳凰院凶真だ」
「ありがと、オカリン♪」
「だから、鳳凰院凶…ぁ」
『これより、8階ホールにて中鉢博士の会見が始まります。入場は…』
中鉢博士「えー、基本的なタイムマシンの構造は、配布した資料をご覧いただくとして、
ここでは基礎的な理論のみ解説していくことにする」
まゆりからメールが届く。
『メタルウーパ落としたみたいなので、探してきます…』
「はぁ…。タイムマシンの基本構造として……ん?」
「…んん!?」
配布されていた資料。そこに書かれていた内容に我慢できなくなり
思わず立ち上がってしまう倫太郎。
「ドォォォォオクタァァァ!!」
「…ん? なんだ、いきなり」
「なんだ、ではない! あなたのタイムマシン理論は、なんだ!」
「カーブラックホール、世界線。すべてジョン・タイターのパクリではないか!」
「……」
「タイターは、自らをタイムトラベラーと名乗り
2000年にはこの理論をネット上で発表しているんだぞ!
知らぬとは言わせん!」
「無礼な。勿論知っておる。あんなインチキ理論と一緒にするなと言っているのだ」
「だったら、説明してもらおう。あなたとタイターのタイムマシン理論の違いを!」
「ぐぬぬ」
「ちょっと、あなた」
「え? あ、おい…」
「誰だ、お前は!?」
「それは、こっちのセリフです」
「…なんだと?」
「さっき、なにか言いかけましたよね? 私に」
「15分ほど前」
「何をトンチンカ…、牧瀬…紅莉栖……?
この前サイエンシに論文が載った…」
「よくご存じですね。どこか大学の研究室の…」
「貴様っ!」「え?」
「まさか機関が送り込んで来たエージェント…」
「機関…? なんです? 私はただ聞きたい事が」
「それに答える必要はない」
「俺だ。機関のエージェントに捕まった。あぁ、牧瀬紅莉栖だ」
「だれと話してるんですか?」
「あぁ、問題ない。ここはなんとか切りぬk…あ、あ」
「あれ? 電源が…」
「フ、フゥーハハハ! と、特別に教えてやろう
それは、俺以外が触ると、自動的に電源がオフになる
特殊任務仕様携帯なのだ」
「フゥーハハハ」
「そう、独り言…」「ハぁッ…」
「手短に聞きますね。さっき私に何を言おうとしたんですか?」
15分くらい前、何か言おうとしてましたよね?」
「すごい、思いつめたような顔で」
「フフフ、お、俺は全てお、お見通しなのだ。
天才少女よ、次に会うときは敵通しだな」
「え?」
「さらばだ」
逃☆走
『なんの話だったんだ? 俺に会ったとか…』
「ん?」
そこに届く一通のメール。
見慣れないアドレスから送られてきたメールには本文がなく、
その代りに添付ファイルが。
開いて見ると、動画のようだが…。画面に映るのは砂嵐だけだった。
「あぁー!」「ん?」
「オカリーン」
メタルうーぱを探していたまゆりと合流する倫太郎。
どうやら、未だメタルうーぱは見つかっていないらしい。
なので、一緒に探そうと倫太郎が言ったときだった。
「う、うおぉあ゛ぁぁぁぁあ゛。
うあぅっ、う、うおぉあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁあ゛」
突如響き渡る、男の叫び声。
「今の…」
「くっ、外に出ていろ」
「おい。誰か…、いるのか?」
「ひっ…」
「…牧瀬……紅莉栖」
「オカリーン。
どうしたの? 顔が真っ青だよ?」
「人が、死んでた…」「え?」
「8階で…」
帰り道。
信号待ちの間に、さっき起った事をメールをダルに送信する。
送信ボタンを押した、その瞬間だった…。
突然、急激なめまいに襲われる倫太郎。
そして、気付くとそこには。
誰も、居なかった。
「な、なんだ…」
必死に誰かを求めて、ラジ館前まで走る倫太郎。
「どういうことだ…」
「トゥットゥルー♪ はい、オカリン」
ようやく会えたまゆりに駆け寄る。
しかし、今しがた目の前で人が消えたことを聞いてみるも、
まゆりは何も知らないという…。
その時、足もとに石ころが転がってくる。
何かと思い後ろを振り返る倫太郎。
そこには本来、さっきまで居たラジ館があるはずだが…。
見なれたラジ館は、そこにはなく…。
つい先ほどまでいた8階部分に。
人工衛星が刺さっていた。
「おい、そこの貴様! 俺たちが視えているか?
なぜ答えない…。モニターのそちら側にいる、間抜け面の貴様だ!
まぁいい。ここが未来ガジェット研究所だ。所属研究員を紹介しておこう」
「まずはラボメンナンバー001。ラボ創設者にして、狂気のマッドサイエンティスト。
この俺、鳳凰院凶真」
「オカリンの方が可愛いのに〜」「黙れ。岡部倫太郎は世を忍ぶ仮の名だ」
「そしてラボメンナンバー002。コスプレ作りが趣味の紅一点。椎名まゆり」
「トゥットゥルー♪ まゆしぃで〜す♪」
「そして、ラボメンナンバー003。スーパーハカー。橋田至」
「ハカーじゃなくハッカーだろ、常考」
「以上の3名だ」
ちなみに、倫太郎が熱心に話しかけているのは…。
「未来ガジェット研究所の目的は、世界の支配構造の変革にある。
混沌に巻き込む発明を生み出すことだ。
わかったか? わかったなら、貴様の秘密をさっさと吐くがいい!」
500円ワゴンセールで買ったゲームが映し出されている画面である。
まゆりと至(通称:ダル)の「画面の向こう側からだと、こちら側はどう見えるのだろう」
という会話を倫太郎は一蹴する。
「そのような議論は不毛。機関に対抗し世界の支配構造を打ち砕く方法について
考える方が、よっぽど有意義だ」
「はぁー。また始まったよ…厨二病。乙!」
「黙れ、スーパーハカー。俺は狂気のマッドサイエンティスト」
「鳳凰院…凶真だ!!」
「…って、設定な訳でしょ?」
「あ、それよりも。報道のヘリ、到着したみたい」
ここで、ダルが手にしているのが、未来ガジェット1号機「ビット粒子砲」だ。
おもちゃの光線銃にテレビのリモコンを合体させたものである。
テレビに向けて引き金を引けばテレビを操作することが可能だ。
しかし、「チャンネル送り」しか対応していない。
『あれは、何だったんだ…』
今朝起った事を思い返す。
中鉢博士の発表を聞きに行って…、気付いてみれば人工衛星が激突していた。
それだけじゃない。
「俺が?」「うん」
「墜落したのをテレビで見てて、オカリンが『遂に機関が動き出したー』とか言って。
二人で見にきたんだよ?」
「中止!?」
「朝オカリン、あの博士直前になって逃げたとか言って怒ってたじゃん」
「中鉢博士の会見だぞ? ラジ館で十二時から開かれた…」
「だから、開かれてないって。よかったじゃん、
開かれてたらオカリン人工衛星の下敷きになってたかも」
「チッ…。この記憶の齟齬…まさか、機関による記憶操作」
「あっ、そうか」
「これこそが、運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択ぅ!」
「…また設定っすか? そのシュタインなんとかってとこから意味不明なんですが」
その後、いきなり画面が消えるブラウン管のテレビ。
「おい、ダル。未来ガジェット1号だ」
「どぞ」「うむ」
が、どのチャンネルにしても何も映らず。
ダルに階下のブラウン管工房までテレビを運ぶように命ずるが、
即座に断られ…。
仕方なく一人で階下のブラウン管工房までテレビを運ぶ倫太郎。
「ぐっ、ミスター…ブラウン」「あ? 天王寺さんと呼べと言ってるだろ」
「早急に修理を、依頼したい」
「あぁ? もう壊したのか? ったく、ブラウン管への愛がたりねぇな。修理代千円」
「なっ!?」
「むしろ非があるとすれば、粗悪品を渡した…」
「大家にそういう口をきくのか」「…修理代をはずもう」
「まゆりちゃん、こいつの相手すんの止めた方がいいよ?」
「でも、まゆしぃはオカリンの人質なので」
「人質ねぇ。ん? ここも壊れてるのか。修理代二千円な」
「んなっ!?」
「俺だ。機関はついにあのタコ坊主まで抱き込んだようだ。妨害工作にあっている」
「はい」
「オカリンはほんとドクペが好きだよねぇ」
「選ばれし者の、知的飲料だからな」
「ダル! 機関がミスターブラウンを使って妨害してきた以上、
もはや猶予はない。あの計画を実行に移すぞ」
「計画ぅ? なんぞ?」
「計画は計画だ。未来ガジェット8号の実践投入以外に何があるというのだ」
「あぁ、電話レンジ(仮)ね」
「またやってみる? 準備出来たけど」
「まゆり、バナナを持て」
「えぇー、またゲルバナ作るの? もったいないよぉ」
「ケチケチしていては、機関との戦いには勝てん」
「勝たなくてもいいよ…。あのね、バナナはまゆしぃが買ってきてるんだからね?」
ここで、未来ガジェット8号機「電話レンジ(仮)」について解説しよう。
この電話レンジ(仮)の本来の用途は、電子レンジの遠隔操作だ。
例えば、出かける前にレンジの中に温めたいものを入れておく。
その後遠隔操作すれば、帰った時に温まったものが出来ているというわけだ。
使い方は、まず電話レンジ(仮)に接続された携帯電話に電話する。
音声ガイダンスに従い、♯の後に温めたい時間を秒数で入力する。
2分温めたいなら「♯120」といった風にな。
これが正しい使い方だ。
しかし、ここでわざと「120♯」と入力すると…。
「綺麗なターンテーブルだろ? 普段と違って逆回転してるんだぜ、これ」
そしてチンッと音がして、電話レンジ(仮)の中に入ってるバナナは…。
「変わりないね。温まるわけでもなく、冷たくなるわけでもなく」
この現象を発見したのはまゆりである。
冷凍食品の唐揚げを解凍しようとして、間違えて入力したところ、
唐揚げが解凍どころか凍ってしまったという…。
ちなみにこのバナナ(通称:ゲルバナ)。
でろんでろんのぶにゅぶにゅで、味もないらしい(まゆり談)
「まゆ氏。あなたのバナナ、ぶにゅぶにゅだねって言ってみて」
「えっとぉ、あなたのバナナぶにゅb」
「言わせるな、変態が!」
その後、倫太郎とダルは特別講義が開かれる会場へ。
必須単位なため、ダルも渋々の参加。
「メイクイーン+ニャン2でやってくれないかなぁ…」
「メイド喫茶で、大学の講義が出来るか」
「人工衛星、落ちたんだよな……」
エレベーターを待っている時、倫太郎がつぶやく。
「まだ言ってるん?」「ダルはラジ館、見に行かないのか?」
「どうせ、野次馬多すぎで見れないっしょ。
ま、@ちゃんねるでスネークからの実況みてるし…。
おっ、作業一時中断? また祭り?」
「…っ。そうだ、あの時。携帯をかせ」「なんで?」
「いいからっ!」「あぁん。プライバシーの侵害許さない絶対」
「メールを送っただろ」「あん?」
「牧瀬紅莉栖が刺されたというメールだ」
「あー、先週きたやつ?」
「…ぇっ。先週?」
「3通に分けてスパムかっつーの。ほら」
「受信日時…7月23日、12時56分」
「先週…送信記録!」
「…ない。今日は何日だ?」
「んぁ? に、28日。…どしたの?」
「メールが、過去に送られている…」
「あん?」
エレベーターが目的の階に到着し、そのドアがゆっくりと開く。
そして、その向こうにいたのは――。
以上が、第1話に関する報告だ。
思いのほか、長くなってしまい申し訳ない。
本来ならば、「DOG DAYS」をレビューするつもりだったのだが、
機関の妨害により未だ動画を手に入れていないため、こちらを優先させていただいた。
初めてのレビューであるが故、至らない部分も多々あるとは思うが…。
どうか、大目にみてほしい。
第2話の最速放送は今日の深夜だ。
各自、確認してくれ。健闘を祈る。
それでは、これにて通信を終了する。さらばだ。
エル・プサイ・コングルゥ(別れの合言葉。特に意味はない)
…レビューって、こんな感じでいいんでしょうか?
わかりません><
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