なんと、YouTubeの動画に自動的に字幕が付くようになったということが明らかになりました。
YouTubeの公式ブログによると、現在この自動キャプション機能は「Education」チャネルのいくつかの大学関連の動画に限られたテスト版らしく、まだ英語の音声しか読み取って字幕に表示させることしか出来ません。
何はともあれ、早速使ってみましょう。
この自動キャプションに対応した動画だと、動画の右下にメニューが表示されます。そのメニューが表示されない動画については自動キャプションは使えません。
で、実際に自動キャプションが使える動画を探してみたんですがなかなか見つからなかったので、「Stanford Roundtable: Google’s Eric Schmidt on U.S. Immigration Policies」と言うスタンフォード大学が公開している動画を紹介します。
自動キャプション機能が有効な動画の右下に次の画像のようなメニューが表示されますよね?動画ごとに自動キャプションの有効/無効を選択する必要があります。
「キャプション操作」から”音声を文字に変換”をクリックすると読み取った音声を字幕で動画の下に表示してくれます。
「OK」をクリックすると字幕を表示します。
ここで「キャプションを翻訳」を選択すると、
今のところ、日本語を含む51ヶ国語に翻訳してくれるそうです。まあ、音声の読取精度+翻訳精度によってはものすごい日本語になっちゃいますね。
このように、音声を読取テキストに書き出す技術を使えば、検索や翻訳などの他の技術の活用が期待されます。
こういった技術では、Android1.6に搭載されているVoice SearchやGoogle Voiceにおけるボイスメールをテキスト化する機能がすでに出回っていますね。