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原発データ表示26時間作動せず 原子力安全・保安院公表せず

 経済産業省原子力安全・保安院は31日、原発事故対策を想定して全国の原発の原子炉格納容器圧力や温度などの運転データを集めて表示する緊急時対策支援システム(ERSS)が30日昼から26時間にわたって正常に作動しないトラブルがあったと発表した。
 実際に事故は起きていなかったが、万一の際の国の対応が遅れる可能性もあった。保安院は電話やファクスなどで各電力会社からの情報入手が可能と説明。1日以上もトラブルを公表していなかった。
 保安院によると、30日午後0時半ごろ、原発の運転データがモニターに表示されないことが判明。表示システムへの入力に問題が見つかった。


2011年12月31日土曜日


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