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【格闘技】

青木VS北岡 リミット内でパス

2011年12月31日 紙面から

運命の対決を前に緊張感を漂わす北岡(左)と青木

写真

 大みそかの格闘技大会「元気ですか!!」(さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が30日、東京都内のホテルで行われた。70キロ以下のDREAMライト級タイトルマッチで対戦する王者青木真也(28)と挑戦者北岡悟(31)はリミット内でパスした。

 対照的な2人だった。計量後の写真撮影。青木はいつものようにうつむいたまま北岡を見ようとしなかった。北岡は自然体のまま青木を真っすぐに見据えた。

 盟友対決といわれるこの一戦。お互いがお互いを認め合ってきた。文字通り、日本のライト級トップ対決。練習をともにし、格闘技について熱く語り合ってきた。だが、対戦が決まり、この1カ月間は連絡を絶った。

 「いつか戦うとは思っていたが、今年の大みそかはないと思っていた。相手(青木)もないと言ってたし。だから(対戦が決まったのは)裏切られた思い。青木の手のひらで遊ばれていた。ただではリングを降ろさない」と北岡。青木は主催者側から一昨年の大みそかに腕を折った廣田瑞人との再戦と北岡の二者択一を提示され、北岡を選んだという。青木は「強い方を選んだだけ。これは仕事」とドライに語った。

 JR新宿駅東口前広場の公開会見で「青木真也との真剣勝負を楽しみに」と言った北岡に対し、青木は「一本勝ちボーナス、勝利ボーナス。もらえるものは全部もらって、家族に喜んでもらう」と超ドライ発言。禁断の盟友対決で笑うのはどっちだ。 (竹下陽二)

 

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