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【サッカー】横浜M 木村監督 電撃解雇2011年12月31日 紙面から
J1横浜Mは30日、木村和司監督(53)の電撃解任と、樋口靖洋コーチ(50)の監督昇格を発表した。木村前監督には、29日の天皇杯準決勝で京都に負けた後に契約解除を通告した。昨季のリーグ最終戦でACL出場権を獲得できなければ退任すると宣言していた嘉悦朗社長(56)は役員報酬の50パーセントダウンのみで続投を自ら宣言。名門クラブは監督人事をめぐり混乱に陥った。 まさに電撃解任だ。横浜市内のクラブハウスに戻った木村監督に嘉悦社長は解任を伝えると、樋口コーチを呼び、監督昇格を要請した。 昨年結んだ3年契約の1年目での解任に木村監督は悔しさをにじませた。「求心力がなくなったと言われた。来季はやろうと思っていたし、13年に集大成と思っとった。選手にはタイトルを獲らせてやれず、いいところを引き出してやれなかった。悪かったと話した。いい勉強をした」 昨季のJリーグ最終戦で「ACLの出場権が取れなければ退任する」と宣言していたのは嘉悦社長だったが、責任を取らされたのは木村監督の方だった。嘉悦社長は「やめることが責任じゃない」と役員報酬の50パーセントダウンでの続投を宣言。強化、統括本部もだれも責任を問われなかった。後任に指名された樋口コーチは「攻撃で常に優位に立つ、攻守にイニシアチブを取るサッカーを目指す」と宣言。木村監督が掲げていた目標の継承で方向性も変わらないだけに電撃解任に、選手も戸惑うばかりだ。 (荒川敬則) PR情報
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