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【プロ野球】

中田よ 無冠の帝王になれ!

2011年12月31日 紙面から

 日本ハムの栗山英樹監督(50)が中田に“無冠の帝王指令”を出した。4年目の今季、初めてレギュラーに定着した中田は西武の中村、中島に次ぐリーグ3位の91打点をマーク。来季は初のタイトル獲りに期待がかかるが、指揮官は個人タイトルよりチームの勝利に貢献するバッティングを求める考えだ。

 「翔には早くタイトルを獲って給料を上げてもらいたい気持ちはあるけど、打者にとって最高のタイトルは優勝チームの4番だと思う」。今年5月には小谷野に代わってプロ入り初の4番にも座り、大ブレークを果たした中田。栗山構想でも中田は4番の最有力候補だが、求めるのはフォア・ザ・チームの精神だ。

 そのお手本となるのが中田のあこがれの存在でもある清原和博氏(44)だ。打撃3部門のタイトルこそないものの、西武で11年間4番を務め、リーグ優勝8度、日本一6度。ライオンズ黄金時代の立役者となった。「キヨは無冠の帝王と呼ばれたけど、勝つための打撃でチームを強くした野球人として尊敬できる存在。中田も彼にあこがれているなら、そこに誇りを持ってほしい」と栗山監督。V奪回を目指し、平成の怪物を“清原2世”に育て上げる。 (臼杵秀之)

 

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