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【プロ野球】マー君に1敗しか許さない 星野監督が厳しいノルマ2011年12月31日 紙面から 楽天の星野仙一監督(64)が、来季、新エースとなる田中将大投手(23)に黒星は1個までと厳命した。今季の田中は19勝5敗で最多勝など投手3冠プラス沢村賞に輝いたが、星野監督は「余裕を与えたら遊んでしまうやないか。1敗しか許さないよ」と強い期待をかけた。 田中は具体的なノルマも突きつけられた。それが、25勝1敗だ。プロ野球で最後にシーズン25勝をマークしたのは1978年の鈴木啓示(近鉄)。それ以降では、79年の小林繁(阪神)、80年の木田勇(日本ハム)が22勝。1週間に1度しか登板しない中6日のローテシステムが確立されている今では、登板試合にほとんど勝たないといけない至難の数字だ。25勝1敗となれば勝率は9割6分2厘。それを上回ったのは、36年秋の景浦将(大阪)、37年秋の御園生(大阪)、81年の間柴(日本ハム)の3人だけで、いずれも無敗だった。 田中は今季、チームの投手陣で唯一先発ローテを最後まで守り、27試合に登板した。来季に向けても「1年間ローテを守ることが目標。それに自分の試合は自分で勝ち負けをつけたい」と気合十分だ。今季までのエース岩隈は大リーグ移籍が決定的で、田中がエースとなることが濃厚。闘将からの厳しいノルマに、数字ではっきりと応えてみせる。 (鶴田真也) PR情報
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