中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

原監督が高木竜を警戒

2011年12月30日 紙面から

 巨人の原辰徳監督(53)が29日、高木監督が17年ぶりに復帰した中日について「温故知新的なチームになるのではないか」と独特の言い回しで警戒した。

 中日の首脳陣の顔触れはがらりと一新し、OBが名を連ねる。特に高木監督と権藤投手コーチとの“オーバー70歳”コンビは一筋縄ではいかない。今季までの中日戦は先発投手の予想から戦いが始まっていたが、それも変わるのか、変わらないのか。原監督は「チャンピオンチームであるわけですから」と敬意を表した上で「どのようにチームが動いていくのか」。早くも頭の中をフル回転させて分析している。

 高木監督とは、前政権時代に、選手として対峙(たいじ)した。94年に当時の長嶋監督が「国民的行事」と表現した「10・8決戦」にも、原監督は5番・三塁でフル出場した。このときの中日を率いていたのが高木監督だ。決して知らない相手ではないが、指揮官同士では初顔合わせ。リーグ王者の中日を倒さずして覇権奪回はない。

 2年連続で優勝を逃した屈辱を晴らすため、今オフは大補強に動いた。国内フリーエージェントで杉内と村田、そしてパ最多勝のホールトンも獲得。「うちは監督は変わらないが、選手、用兵はかなり変わるのではないか」と指揮官。充実の戦力で王者中日にチャレンジする。(井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ