ロッテがアイドルをプロデュース

　ロッテの中村家国球団社長（６６）が２９日、観客動員アップに向けた夢プランをぶち上げた。題して「ご当地アイドル養成作戦」。球団が、千葉生まれの女の子でＡＫＢばりのアイドルユニットをプロデュースする仰天アイデアだ。

　「野球とコラボしたショービジネス、エンターテインメントができないかと思う。例えば、ご当地アイドルとのコラボレーションで盛り上げられないか」と中村社長。球団職員にアイデアを出すよう指示しており千葉ロッテの２６人目の選手をもじった「ＣＬＭ２６」や「マリン娘。」といったユニット名案も上がっているという。

　今季は４月の平日がデーゲームだった影響もあって、観客動員が全体で前年比１３・８％減と低迷した。目標の２０％増に向けての巻き返し策の一つがアイドルユニットのプロデュース。中村社長は「今は秋元（康）さんみたいな発想が必要。野球をないがしろにしない形で、前座として何かができないか」と期待。試合後のコンサート、ＣＭ起用、選手とのコラボなど夢も広がる。ＡＫＢ４８のようなヘビーローテーションとなれば、観客増も見込めそうだ。　（川越亮太）