^{2011年12月12日 (月)}「はじめての紅白・その１　紅組ＦＤ」

紅白に初めて携わる一年生ディレクターが、リレー方式で送る連載
「はじめての紅白」。
まずは、紅組担当のフロア・ディレクター（ＦＤ）からです！

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はじめまして。
紅組の「ＦＤ（フロアディレクター）」を担当します。シバです。
３年ほど、日本一大きな湖のほとりで過ごし、今年の夏に東京に赴任してきました。
東京でのディレクターとしては１年目で、紅白にスタッフとしてかかわるのも、もちろん初めてなので、ある意味〝新人〟です。

そんな私が担当する紅組ＦＤ。ＦＤは本番で、ステージの袖や舞台裏で出演者のみなさんを誘導したり、タイミング良くステージに出てもらう合図を出したりする仕事です。
じゃあ本番までは仕事がない？・・・というわけではありません。
紅白では、番組全体の演出を担当するディレクターとともに出場される歌手のみなさんに歌っていただく曲はもちろん、どんなステージにするかということをＦＤも一緒に考えます。
出場者の関係者の方々と「この歌はどうか」「こんなアレンジは？」「こんな演出を取り入れてみるのは？」・・・など日夜、打ち合わせを行っています。

そんな打ち合わせ続きの毎日ですが、どの出場者の方にも共通して感じるのは、紅白歌合戦に大変思い入れがあるということです。
「年に一度の晴れ舞台」「歌手冥利につきる」など出場者のみなさんが特別な思いを持って１２月３１日を迎え、紅白のステージに立たれるかが、ひしひしと伝わってきます。
出場者のみなさんの熱い思いを受け止め、その思いを画面の向こうの視聴者のみなさんへ届ける架け橋となれるようスタッフ一同、本番まで頑張りたいと思います。

ところで、みなさんは紅白歌合戦のホームページにある「ＡＫＢ４８×紅白カウントダウン」をご覧になったことはありますか？
我らが紅組出場者であり、今年の紅白応援隊でもあるＡＫＢ４８のみなさんが紅白まで「あと○○日」とボードを持った画像が表示される画面です。
携帯電話の待ち受けにもすることができ、私のまわりでも待ち受け画面にしている人も多く、「今日はコジハルだ！」「今日はともちんだ！」などという声も聞こえてきます。
実は私、この紅白カウントダウンの写真撮影のメーキング映像撮影のため、現場にいました。
通常はチェック柄の衣装が中心ですが、クリスマスが近づくと、普段とは違う特別な衣装のメンバーを見ることができるかもしれませんよ！？

ではでは、大晦日はぜひご家族そろって紅白歌合戦をお楽しみください！！

（紅組ＦＤ：シバ）