名古屋グランパスのDF千代反田充(31)が磐田へ完全移籍することが29日、両クラブから発表された。堅守の新潟でレギュラーのセンターバック(CB)だった千代反田は2010年にグランパスに移籍加入。しかし闘莉王、増川の正CBコンビの陰に隠れて、この2年間はJ1リーグ戦33試合、ナビスコ杯7試合(1得点)、天皇杯7試合、ACL4試合の出場にとどまった。
計算できる控えとして貴重な存在だったが、出場機会を求めて移籍を決断。千代反田の流出が決定的となったグランパスは、すでに甲府からDFダニエルを獲得している。
千代反田はグランパスを通じて「在籍した2年間に優勝を経験でき、皆さんと喜び合えたことがとてもうれしかった。選手、スタッフ、社員、そして温かいサポーターの皆さんに感謝しています」とコメントした。
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