爺の独り言!

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 『刑事被告人・小沢一郎』(534)  

   『刑事被告人・小沢一郎』(534)  
   
 彼は、現在・只今『刑事被告人』である事は厳然たる事実です。この事実を何人たりとも否定する事は出来ません。然るに、彼を民主党の代表・総理大臣に推す愚か者が存在する事に愕然としました。
 
 愈々「刑事被告人・小沢一郎」の裁判が始まります。検察が不起訴にした事件を、国民の代表である「東京第五検察審査会」が二度に渉り「起訴相当議決」を経て「強制起訴」された裁判が始まりました。
 
 先日から『角栄になれなかった男(小沢一郎全研究)・著者松田賢弥氏』(講談社刊)を、ご紹介しています。一冊の書物を書き起こしてお伝えするため、多少の誤字・脱字はお容赦ください。
 
 「菅直人の変節」
 2000年(平成12年)2月14日のことだった。国会の衆院予算委員会で当時民主党の政調会長だった菅直人は、時の首相・小渕敬三を舌鋒鋭く追及していた。
 「大借金を政府はしながら、小渕ファミリーはある意味では株で、しかも未公開でその大きな利益を得ている。やはり国民からすれば、そのことが疑問でなくて何でしょうか」
 私はこのシーンを覚えている。菅が追及していた小渕の「NTTドコモ株疑惑」は、私が「週刊現代」に書いた署名記事が口火を切ったものだからだ。ざっと書くと、小渕は「郵政族のドン」として、ドコモの未公開株が値上がりすることを知りうる地位にいた。小渕の秘書官の所有していた未公開株は、小渕後援会の有力幹部の株を、幹部の死後、遺族に何お断りもなく、勝手に名義変更したもので、小渕サイドは莫大な利益を得た疑いがあった。追及する菅から小渕は逃げを打つ。
 「ことの是非は十分な捜査当局の捜査の結果、法廷で明らかにしていただく以外にない」
 これに対し、菅は「捜査当局と言われますが、総理が言われたという話を直接聞いているのであって、捜査当局を待ちたいという話はよくわかりませんね」と切り返している。当時の菅の指摘は真っ当だ。国会はあくまで、「政治責任」を問う場である。当局の捜査と、国会で政治家がどう答え、それを国民がどう受け止めるかは、まったく別問題だ。2000年4月に小渕が脳梗塞に倒れたことで「NTTドコモ株疑惑」は立ち消えになっていったが、この時の菅は「政治とカネ」問題を追及する姿勢は注目に値した。
 だが、それから10年経って首相の座に上り詰めた菅を見ると、私の脳裏に変節という言葉が浮かんでくる。小沢の一連の「政治とカネ」問題をめぐる菅の対応は、小渕追求のときと打って変わって百八十度違ったのである。民由合併を境に、菅は変節したとしか考えられない。
 小沢は、西松事件で元秘書・大久保隆規が東京地検特捜部に逮捕(2009年3月)された後の同年5月、代表を退く。が、代表代行として民主党を政権交代に導き、同年9月の民主党両院議員総会で幹事長に就任した。それどころか、2010年元旦、小沢邸に駆けつけ166人の国会議員を前に「万歳三唱」の音頭を取ったのは菅だった。
 さらに、2010年2月、陸山会の土地取引事件で元秘書で衆議院議員の石川知裕ら3人が起訴され、小沢は6月に幹事長を辞任する。それから同年10月、首相にあった菅は所信表明で何と言ったか。
 「(小沢が)幹事長を辞任するということは、一定のけじめであると思っています」
 小沢をかばい立てしたのである。その後、小沢の「政治とカネ」問題で政権支持率が低迷してくると、菅はそれまでの態度を再び一変させ、一ヵ月後の衆院予算委員会で「(小沢問題で)最終判断を求められる場合には、最終責任者として私が判断する」と強気に転じていた。しかし、国会での証人喚問をさんざん先延しした揚げ句、出席に強制力のない政治倫理審査会にすら小沢を招致できなかったばかりか、党員資格停止というたんなる党内処分で終わらせた。
 結局、政権浮揚のために小沢を使ったと言われても仕方がない。小渕追求のときに菅が言い放った「捜査当局は関係ない」という言葉は、いまの菅本人にそのままぶつけられるべきものだ。国民に説明すべき場は、国会をおいて他にない。その機会を逸した感の罪はあまりにも深い。
 私は1990年頃から、小沢がゼネコンを自身の意のままに操り、岩手を支配してきた危険な政治家だと書いてきた。その体験もあって民由合併を前に、私は菅に対し、小沢と手を結ぶのは危ないのではないかと伝えた。しかし、菅はその時、私に「大丈夫だ」とただ一言、言うだけだった。結局、合併効果もあって民主党は数を増やした。だが、失ったものはあまりにも大きい。民主党は結局、「小沢問題」を自らの党内問題として共有化し、それをなんら究明することなく、まるで異端者を排除するかのようにして小沢を司法の場に委ねてしまったのである。
 
 菅氏は、「刑事被告人・小沢一郎」を利用しようとして、結局、民主党を乗っ取られる羽目に落ちいった。役者が一枚も二枚も違ったのは事実でしょう。相手は天下の「悪徳・金権政治屋」ですから。
 
 今日からお役所は御用納めです。この記事も明日から正月3日まではお休みさせて頂きます。年末年始は年寄りでも多忙のためお許しください。では皆様、良いお年をお迎えください。    熱海の爺

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熱海の爺さん。 お久し振りです。

質問を一つ。
ゲストブックが消されていますが、何故でしょうか。

2011/12/30(金) 午前 9:35 [ ボルゾイ ]

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ボルゾイさん、お答えします。貴方たちのような五月蠅いハエを追い払うためです。真面なご意見なら、正々堂々、コメントをお寄せください。幾らでも議論を戦せるに、吝かではありません。
新しい年を迎えるに当たり。ご忠告申し上げます。

2011/12/30(金) 午前 10:07 [ 熱海の爺 ]

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