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福島県:県内の1次避難所をすべて閉鎖

 福島県は28日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴って設けた県内の1次避難所をすべて閉鎖したと発表した。1次避難所に区分されたのは学校や体育館など。最多だった3月16日時点で403カ所に7万3608人が避難していた。岩手、宮城両県では既に閉鎖されている。

 福島県内の1次避難所については雲雀ケ原陸上競技場管理棟(南相馬市)の9世帯13人と、ふれあいハウス(会津若松市)の1人が最後まで身を寄せていたが、いずれも仮設住宅などに移った。ホテルなどの2次避難所は27日現在、福島市内の1カ所で1世帯2人が生活している。2次避難所は最多だった6月2日時点で541カ所に1万7902人が避難していた。

 福島第1原発がある双葉町の住民約600人は現在も埼玉県加須市で避難生活を送っている。【高橋秀郎】

毎日新聞 2011年12月28日 21時00分(最終更新 12月29日 11時35分)

 

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