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【芸能・社会】

仁科亜季子父の死に涙 岩井半四郎さん通夜

2011年12月29日 紙面から

娘の仁科仁美(左)、息子の仁科克基(右)に伴われ、沈痛な表情で父の最期を語る仁科亜季子=東京・築地の築地本願寺第二伝道会館で(市川和宏撮影)

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 多臓器不全で25日に84歳で亡くなった歌舞伎俳優の岩井半四郎さんの通夜が28日、東京・築地の築地本願寺第二伝道会館で営まれ、歌舞伎俳優の坂東玉三郎(61)や女優の多岐川裕美(60)ら約400人が弔問に訪れた。

 娘の岩井友見(60)・仁科亜季子(58)・仁科幸子(48)の3姉妹や孫2人が芸能界入りし、芸能一家の大黒柱でもあった半四郎さん。宗家を務めた日舞岩井流の基調カラー、紫のトルコキキョウや白バラ、コチョウランで彩られた祭壇には、10年前の踊りの会で撮影された遺影が飾られ、祭壇の片隅に置かれた6枚の家族写真が、参列者の悲しみを誘った。

 次女で女優の亜季子は、長男で俳優の仁科克基(29)、長女でタレントの仁科仁美(27)に付き添われて会見。10年前から入退院を繰り返していた半四郎さんは、24日に再入院し25日未明に容体が急変。誰も最期をみとることができなかったことを明かした。

 「(前夜に)帰るときに『バイバイ』と言ったら、ニコッと笑って意識もあったのに…。最期は苦しまず、ドラマチックにクリスマスに母の元にいった。おちゃめな部分もあるかわいい父でした」と目を潤ませた。

 戒名は圓学院慈雲良周居士(えんがくいんじうんりょうしゅうこじ)。葬儀・告別式は29日正午からに同所で。

 

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