宮崎あおい　離婚　仕事納めの後　区役所へ届け出

　女優の宮崎あおい（２６）と俳優の高岡蒼佑（２９）が２８日、離婚したことを発表した。マスコミ各社に連名で文書を送付し、離婚届を都内の区役所に提出したことを明かした。

　２人は文書で「１２月９日に離婚届を整えましたが、このような私ごとによって仕事関係先の皆様にご迷惑をおかけすることを避けるため、ただいま私達の年内最後の仕事を終えたうえ、離婚届を区役所に提出いたしました」と経緯を説明。

　さらに「離婚という結論は、それぞれが長く考えた末に出したものです。今は、別々の道を歩むこととなった二人の今後を、静かに見守ってくださいますようお願い申し上げます」とつづっている。

　高岡は２０日に都内でテレビ朝日系「モーニングバード！」などの取材に対し、年内離婚の可能性を明言。既に離婚届にサインして宮崎側に渡したことなどを認めていた。

　１０代から交際していた２人は２００７年６月に結婚。しかし今年７月、高岡がツイッターでフジテレビなどの韓流ドラマ批判を繰り返した騒動をきっかけに夫婦間の亀裂が表面化。その後、宮崎がマンションを出て別居状態となり、約４年半の結婚生活にピリオドを打つことになった。

　文書では「私達は、結婚の時と同様、離婚に際しても記者会見を行うことや、個別の取材をお受けすることは考えておりません」としている。

　宮崎はこの日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた「第２４回　日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞　表彰式」に出席した。宮崎は、映画「ツレがうつになりまして。」「神様のカルテ」で主演女優賞を受賞。左手薬指に指輪はなく、多くの報道陣が見守る中、壇上では終始左手を隠すようなしぐさも見せた。

　司会者でフリーアナウンサーの露木茂さん（７１）が、「ファンの方の中には左手薬指に注目している人もいますが…。来年の抱負は」と質問すると、さすがに宮崎は苦笑いしながら「語学をちゃんと（勉強）したい。いろんな方とコミュニケーションをしたい。初めは…英語ですね」と話していた。