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【プロ野球】仕事納めもキヨシ節 心をひとつに 中畑監督スピーチ2011年12月29日 紙面から
年の納めもキヨシ節だ〜。DeNAの中畑清監督(57)が28日、横浜市内の球団事務所で行われた仕事納めに異例の電撃参加。65人の球団職員に向かってスピーチし、元気を出して一緒に戦おうと呼びかけた。 「この1年というより今月の9日から担当することになりました。こんなラッキーがあっていいのか、と思った」と切り出した中畑監督。職員にはちょっぴり耳の痛い話を続けた。「前回初めて事務所に来て気になったことがあります。覇気がない。元気がない。きっちり目を見てあいさつをしない! 私はこの姿勢は嫌いです」。いきなり事務所をジャックし、身売り話に翻弄(ほんろう)されてきた職員の苦労をねぎらいつつも、明るい球団への生まれ変わりを求めた。 スピーチは約3分。「職員の皆さんと一緒に大きな壁を乗り越えていきたいんです。(開幕すれば)120%真っ暗になります」と、笑えないジョークも交えつつ「でも、必ず前向きな真っ暗さをつくっていきます。現場は任せてください。目標をもって仕事をし、パートナーとして力を貸し、一緒に戦って下さい」と訴えた。 ◆涙する女性職員もこれまでの仕事納めといえば、球団幹部が「来季こそ優勝を」と叫び、パラパラと拍手が起こるものだっただけに、中畑監督の登場そのものが異例。しかも、熱いスピーチ。目を真っ赤にする女性職員もいて、大きな拍手が響いた。「心をひとつに」と号令をかけて、一本締めした中畑監督は、来年1月5日の仕事始めの出席も約束。新生DeNAの現場はもちろん、フロントの雰囲気も変える気だ。 (後藤慎一) PR情報
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