Android SDKのインストール手順(2011/12/3現在)。
これからGalaxy Nexus(SC-04D)をカスタムしていくならば、必ず自分のPCにインストールしておく必要がある「Android SDK」。
Android SDKの中に含まれるドライバをインストールしておかないと、Galaxy Nexus(SC-04D)のBootloader(ブートローダー)をアンロックしてRootを取ることができないので、Galaxy Nexus(SC-04D)を今後いじっていくのであればAndroid SDKは必ず必要なものです。
ということで今回は、Android SDKのインストール方法を紹介しておきます。
手順通りに進めれば簡単にインストールできるので、参考にしてみてください。
ちなみにこの手順は2011/12/3現在のインストール方法です。
今後またインストール手順が変わる場合もありますのでご了承ください。
①Android Developersから、最新のAndroid SDKをダウンロード。「android-sdk_r15-windows.zip」をダウンロードして解凍すると、「android-sdk-windows」というフォルダができます。
②次に、先ほど保存したAndroid SDKをPCの所定の場所に移します。場所はどこでもいいんですが、今回は私が保存した場所をメモしておきます。コンピュータ⇒OS(C:)をダブルクリックで開いた場所にAndroid SDKをコピー。
③SDK Managerを起動します。
④SDK Managerを使ってパッケージをインストールしていきます。今回はAndroid4.0のGalaxy Nexus(SC-04D)を使うので、Android4.0関連のパッケージをインストールします。画像の通り、「Android4.0(API 14)」以下にチェックを入れます。
⑤SDK Managerを下にスクロールさせると、「Google USB Driver package」という項目があります。これは必ずインストールしておいてください。「Google USB Driver package」をインストールしておかないと、PCがGalaxy Nexus(SC-04D)を認識できないのでRootをとることもできません。
「Google USB Driver package」にチェックを入れたら、右下の「install 6 packages.」をクリック。
⑥インストールするパッケージが一覧で表示されます。「Google USB Driver package revision 4」に?マークがついているので、そこを選んで「Accept」にチェックを入れ、「Install」をクリック。
⑦「Done loading packages.」と左下に表示されたら必要なパッケージのインストール完了です。
⑧次にJava SEのダウンロードをしていきます。Java SE Downloadsにアクセスして、「JDK Download」をクリック。
⑨Java SEをダウンロードするために「Accept License Agreement 」にチェックを入れます。。
⑩自分が使っているPCのOSによってインストールするソフトが違います。私の場合は、Windows Vistaの32ビット版なので、「Windows x86」の「jdk-7u1-windows-i586.exe」をダウンロード。後は実行してインストールしてJava SEのインストールは完了です。
⑪次に、パスを通す作業をしていきます。パスを通していないと、Android SDKを使うことができなません。スタート⇒コンピュータを右クリックして「プロパティ」をクリック。
⑫「システムの詳細設定(A)」をクリック。
⑬「環境変数(N)」をクリック。
⑭システム環境変数(S)の中から、「Path」を探して「編集」をクリック。
⑮画像の通り、「変数値」に「;C:\android-sdk-windows\platform-tools\;」を追記してください。「\」になっていますが、正しくは「円マーク」です。画像の通りに入力してください。このとき、既にある変数値は絶対に消さないでください。消した場合、最悪PCが起動しなくなる可能性もあります。
⑯次に、「;C:\android-sdk-windows\platform-tools\;」の後ろに「C:\android-sdk-windows\tools\;」と入力して下さい。完了したら「OK」をクリック。
⑰「OK」をクリック。
⑱最後に、きちんとパスが通っているかどうかを確認します。コンピュータ⇒OS(C:)⇒android-sdk-windows⇒toolsの中に「ddms.bat」があるので、それをダブルクリック。
⑲「プログラムがインターネットアクセスを要求しています」と表示されたら、「アクセス許可」を選んで「OK」をクリック。
⑳ddmsがエラー無く起動したら、きちんとパスも通っています。これでAndroid SDKのインストールは完了です。
Android SDKのインストール手順は以上です。注意しないといけないポイントもありますが、そこさえ気をつけていれば簡単にインストールできます。
これからGalaxy Nexus(SC-04D)をいじり倒すなら、Android SDKを早めにインストールしておくことをおすすめします。
【関連記事】
●Galaxy Nexus(SC-04D)をデバッグモードにした時にPCに認識させる方法。(Android ADB Interfaceのインストール方法)。
●Windows XPへのGalaxy Nexus(SC-04D)デバッグモード時のドライバ(Android ADB Interface)インストール方法。
●Windows XPでGalaxy Nexus(SC-04D)のBootloader Unlock(ブートローダー アンロック)方法・手順。
●Galaxy Nexus(SC-04D)のRoot化方法・手順。
12月 8th, 2011 - 10:36
はじめまして、こちらを参考にSDKのインストールを試みましたが、旨くいきません。
手順の中で、SDK Managerを使ってパッケージをインストールする際、Done loading packages.とメッセージが出る前に、Yes/Noを聞いてくる画面が出ます。
そこがもうおかしと思うのですが、Yes/No何れを選んだにしても、パスが通っているか確認してみるとddms.batは無くddmsしかありません。
何が問題なのか判らないので、ご教授願えると幸いです。
PCはWin Vista 32Bitです。
宜しくお願いします。
12月 8th, 2011 - 22:38
take3さん、はじめまして!
take3さんのPC環境は私と同じなので、手順通りすればおそらく問題なくSDKをインストールできると思います。
よければYes/Noを聞いてくるときのメッセージを教えていただけますか?
12月 9th, 2011 - 11:40
お返事ありがとうございますAndroidLoverさん。
「ADB Restart」 というウィンドゥが開き、以下のメッセージに対し、Yes or No で聞いてきます。
A package that depends on ADB has been updated. Do you want to restart ADB now ?
Yes or No どちらを選んでも結果は同じです。
あとインストール中、「Android SDK Manager Log 」で、’adb kill-server’ failed — run manually if necessary.の部分が赤字になっているのも問題なのかと感じています。
Downloading Android SDK Platform-tools, revision 9
Installing Android SDK Platform-tools, revision 9
‘adb kill-server’ failed — run manually if necessary.
Installed Android SDK Platform-tools, revision 9
Downloading Documentation for Android SDK, API 14, revision 1
Installing Documentation for Android SDK, API 14, revision 1
ここをクリアしないと先に進めないので、何とかしたいです。
12月 10th, 2011 - 00:00
take3さん
「Installed Android SDK Platform-tools」と出ているのであれば、問題なくインストールできているんじゃないかな~と思います。
ddms.batがないという点について、ddmsはあるんですよね?
おそらくtake3さんのvistaの拡張子に関する設定を変えればddmsがddms.batになると思います。
ddmsが入っているtoolsフォルダを開いて、ツール⇒フォルダオプション⇒表示タブ⇒「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外すとddms.batになるはずです。
そのddms.batをダブルクリックして10~20秒ほどで正常に起動すると思います。
12月 10th, 2011 - 12:20
はじめまして私もこちらのサイトを参考にさせて頂きながら
インストールしてみました。
“⑭システム環境変数(S)の中から”のところで
「Path」を探して「編集」をクリックすると
C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Windows Live;%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;C:\Program Files\Common Files\DivX Shared\;%SYSTEMROOT%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\Program Files\Windows Live\Shared;C:\Program Files\Toshiba\Bluetooth Toshiba Stack\sys\;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\
AndroidLoverさんとは違い↑のように表記されています。
このどのあたりに「;C:\android-sdk-windows\platform-tools\;」を追記するのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
12月 10th, 2011 - 16:10
青い水晶さん
はじめまして!パスは、一番最後から追記すれば大丈夫です。
「~;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\;C:\android-sdk-windows\platform-tools\;C:\android-sdk-windows\tools\;」と追記してくださいね。
12月 10th, 2011 - 19:14
AndroidLoverさん レスありがとうございます。
無事にインストールできました!ありがとうございます!
12月 10th, 2011 - 23:16
青い水晶さん
インストールできたみたいでよかったです!
またいつでもお気軽に質問してくださいね♪
12月 11th, 2011 - 01:27
AndroidLoverさん、指示通り進み、ddms.bat は現れましたが、ダブルクリックで黒いウィンドゥが開いた後、少しして別の白いウィンドゥが開き、その先に進むと、「Dalvik Debug Monitor」が現れました。
メッセージ確認のため再現を試みましたが、黒いウィンドゥ に出ていたメッセージは現れず、白いウィンドゥ自体現れず、Dalvik Debug Monitor」が現れます。
これではAndroidLoverさんに状況が伝わりませんよね、スイマセン。
改めてパッケージインストールから行い、状況をお伝えします。
12月 11th, 2011 - 11:29
take3さん
手順⑳の画面が出たんですよね。
DDMSがDalvik Debug Monitorなので、Dalvik Debug Monitorが出たのであればSDKのインストールは完了しているはずです。