Galaxy Nexus(SC-04D)へのカスタムカーネル(Custom Kernel)導入手順。
今回は、Galaxy Nexus(SC-04D)にカスタムカーネルを導入する方法です。
カスタムカーネルを導入することで、Galaxy Nexus(SC-04D)の機能の向上が期待できます。
Galaxy Nexus(SC-04D)用のカスタムカーネルはまだほとんどありませんが、これからどんどん増えてくると思います。
これから登場するCWM(ClockWorkMod)リカバリからインストールするタイプのカスタムカーネルは、全て以下の手順で導入できますので覚えておくことをおすすめします。
【準備しておくこと】
1.Galaxy Nexus(SC-04D)のブートローダーのアンロック。まだアンロックしていない場合は、Galaxy Nexus(SC-04D)のBootloader(ブートローダー)Unlock(アンロック)方法。を参考にアンロックしておいてください。
2.1でブートローダーアンロック後、CWM(ClockWorkMod)リカバリを起動させ、現在の状態をまるごとバックアップしておきます。CWM(ClockWorkMod)導入・バックアップ方法は、Galaxy Nexus(SC-04D)をCWM(ClockWorkMod) Recoveryで起動してROM全体をバックアップする方法。を参考に。
3.カスタムカーネルをダウンロードして、Galaxy Nexus(SC-04D)の内部ストレージに保存しておきます。保存する場所(ディレクトリ)は、自分が分かりやすいところでOKです。
今回はfranco.Kernelをダウンロードします。私は「franco.Kernel-13122011-GN-TEST-JRCU.zip」をダウンロードしました。
それではGalaxy Nexus(SC-04D)にカスタムカーネルを導入する手順です。
1)CWM(ClockWorkMod) Recoveryの「Install zip from sdcard」を選びます。
2)「choose zip from sdcard」を選びます。
3)準備しておくこと3でダウンロードしたカーネルを選びます。
4)Noがたくさんある中に1つだけ「Yes-Install franco-Kernel-13122011-GN-TEST-JRCU.zip」があるので、そこを選びます。
5)「Install from sdcard complete.」と表示されれば、カスタムカーネルのインストールは完了です。「+++++Go Back+++++」を選びます。
6)「Reboot system now」を選びます。
Galaxy Nexus(SC-04D)の設定⇒端末情報⇒カーネルバージョンがインストールしたカスタムカーネル名になっていれば、カスタムカーネルは正常にインストールされている状態です。
【カスタムカーネル導入前】
【カスタムカーネル導入後】
Galaxy Nexus(SC-04D)へのカスタムカーネルの導入方法は以上です。
francoカーネルを使ってみて、デフォルトのカーネルよりも動きはサクサクになった印象です。
あとは電池の持ちがどうかですね。少しこのままで使ってみます。
【関連記事】
●Galaxy Nexus(SC-04D)に導入したカスタムカーネルを元の標準カーネルに戻す手順。
●Galaxy Nexus(SC-04D)にカスタムROMのAndroid Revolution HDを導入する方法・手順。
●Galaxy Nexus(SC-04D)にSystemUIを変更可能なAndroid4.0.3ベースのカスタムROM、Android Open Kang Project(AOKP)を導入。
●カスタムROM導入後のGalaxy Nexus(SC-04D)の中華フォント(CJK)をモトヤマルベリに入れ替える方法。
●Nova Launcher Beta:Galaxy Nexus(SC-04D)の標準ホームを自分好みにカスタムできるホームアプリの導入方法。