元は、正ノルニル教団内でも高位の神官職を担う家系の出自だったが、現教皇アレクシスの謀略にあい、無実の罪を着せられた挙句に一族を皆殺しにされてしまう。

 彼は、かろうじて処刑を逃れ、教団への憎悪を募らせた逃避行の果てに、欲望の女神エリードと出会い、復讐のための手段として「ネメシア教」を興す。

 教団のトップとして行動する際にはエリードによって力を与えられた半仮面を装着しており、『怒る仮面のダンテス』と呼ばれるに至る。

 目的のためには手段は選ばず、全ての行動を怜悧・冷酷にこなすことが出来る。復讐という目的に真っ直ぐであり、 ただストイックに目的へ邁進する。

 正ノルニル教団に属していた頃に、女神ルトナに対して情愛を抱いていた事を自ら認め、かつての羨望を情欲にかえて、彼女の体を貪るように淫らなものへと変質させていく。