正ノルニル教団統制下における民の不幸と人の愚かさを見せ付けられ、世界のありように疑念を抱き、光の従属神から堕落することになった。
  自らをそのような姿に導いたダンテスに陶酔し、その身を捧げるようになる。
  かつての慈母のような性格は、淫婦のような快楽に貪欲な性質へと変貌する。

  海を象徴する清浄なる三叉の槍は、彼女の力を現すように、 獰猛な魔性の槍へと形質を変えていくのだった。

:和葉