上まぶたのくぼみ
上まぶたの窪みの治療法としては、眼瞼下垂、脂肪注入があります。くぼみの主な原因としては脂肪の委縮です。また、瞼板と眼窩隔膜と呼ばれる脂肪を覆っている幕が剥がれてしまっているために脂肪が奥に引き込まれているケースも少なくありません。その場合は“眼瞼下垂”に準じた治療で、脂肪の部分を引き出して瞼板に再度固定することで改善します。ヒアルロン酸やコラーゲンを注入するケースもあるようですが、繰り返しの治療はさまざまなリスクを誘発するだけなのでそういった治療は避けるべきなのです。
上まぶたのくぼみの原因は、大きく分けて2つ。ひとつは眼窩脂肪の委縮によるもの。もうひとつは腱膜から眼窩脂肪が剥がれてしまったり眼瞼下垂になっている状態です。私たちはいい加減な脂肪注入やネーミングだけの脂肪幹細胞の注射ではなく、純粋な脂肪細胞と幹細胞を移植できる特別な技術を所有しています。また、眼瞼下垂の治療実績でも国内トップクラスを維持しています。
一般的に行われている脂肪注入(脂肪幹細胞移植含む)は、脂肪吸引や切開法によって脂肪組織を採取し、それを簡易的な処理で注入します。脂肪幹細胞についても本当に脂肪幹細胞を移植できるのはほんの数施設しかありません。ほとんどすべてのクリニックの脂肪幹細胞というのは本来の脂肪幹細胞移植とは全く違うものです。私たちは採取した脂肪組織を細胞調整室において、脂肪細胞と幹細胞だけに処理抽出し、有効な成績をあげています。脂肪幹細胞を適切に処理するには細胞調整室などの設備が必須なのです。
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腱膜性眼瞼下垂は挙筋腱膜が瞼板から剥がれてしまったり、伸びて緩んでしまった状態を言います。挙筋腱膜がそういった状態になると眼窩脂肪は目の奥に引き込まれくぼみを作ってしまいます。腱膜性眼瞼下垂の治療は挙筋前転法といって信州大学の松尾教授が広めた非常に生理的な術式は、引き込まれた眼窩脂肪を引き出して適切な位置で脂肪を固定するので凹みが改善します。上まぶたに凹みがあるからといってすべて脂肪注入で治療するのは非常にナンセンスであり、適切な治療とは言えません。私たちは脂肪注入を含めすべての治療に対して責任を持つ意味でも常に正しい治療技術を提供しています。
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ヒアルロン酸注射は脂肪注入と治療する意味は同じです。くぼみに注射し、膨らますことを目的とします。通常、ヒアルロン酸注射の効果は半年程度です。そのため繰り返しの治療が必要となり、最終的には費用が高くなるデメリットもあります。そのため、最初はヒアルロン酸注射で治療し、仕上がりのイメージを確認した上で脂肪注入をされる方が多いです。
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