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2011年12月27日23時20分

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「法は命を守ってくれない」 長崎2女性刺殺の被害家族

 「私が容疑者を殺しておけばよかった」。長崎県西海市西彼町(さいかいしせいひちょう)で起きた2女性刺殺事件で、母と妻を殺された山下誠さん(58)が27日、胸の内を文書で明かした。容疑者による三女への暴力や脅迫メールを警察に相談していたのに事件を防げなかったことに、「今の法律は私たち一般市民の命を守ってくれない」と訴えた。

 長崎県内の報道機関12社が加盟する長崎県警記者クラブが出した9項目の質問に、代理人弁護士を通じて文書で回答した。

 文書によると、山下さんは10月以降、長崎、千葉、三重の3県警に、殺人容疑などで逮捕された筒井郷太容疑者(27)の三女へのストーカー被害を相談していたという。山下さんは「なぜ被害届を受理してもらうまで、時間や費用(旅費・交通費)がかかるのか」と、事件を防げなかった法律の不備や警察への不信をにじませる。

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