ＪＲ新大阪駅では、年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちで混雑しています。

ＪＲ西日本によりますと、山陽新幹線の博多方面に向かう下り列車の指定席は朝から満席が続いていて、自由席の乗車率も１２０パーセントを超えています。

【乗客】
「両親に久しぶりに会うので子どもの成長を見せたいです」
「香川のおじいちゃんとおばあちゃんに会いに行く。うどん食べたいな」
「ヒロチマで枕投げする」

新幹線の帰省ラッシュは、３０日がピークだということです。

徳島県美馬市では三味線のリズムにあわせて餅をつく、「三味線もちつき」が行われました。この「三味線もちつき」は、年末の恒例行事で、美馬市の無形文化財にも指定されています。軽快な三味線の調べにあわせて餅つきが行われ、およそ７０キロの餅米からつきあがっためでたい紅白の餅は訪れた人に配られました。

滋賀県大津市の三井寺では、音色の良さで「三井の晩鐘」として知られる釣り鐘に１年間たまったホコリを払い落とす「すす払い」が行われました。提灯やしめ縄の飾り付けも行なわれて、新年を迎える準備を終えた三井の晩鐘は、大晦日の夜、美しい音色を響かせます。