- [PR]
国際
【金正日総書記死去】金正恩はなぜ太っているのか 信頼と忠誠もたらす手段? 遺訓としての肥満統治学
医師たちは肥満の危険性を繰り返し指摘し、ダイエットを助言したはずだが、結果的には肥満がぶりかえし心筋梗塞で急死した。肥満が命取りになったかもしれない。
金正日の肥満へのこだわりも「最高指導者として最後まで権力と権威を誇示し、人民の信頼と尊敬、忠誠をつなぎとめようとしたのではないか」(専門家筋)というわけだ。
金正日はかかとの高い靴や髪の毛をかき上げたヘアスタイルなど、小柄な身長をカバーするのに苦心したフシがある。この“体格コンプレックス”があったため後継者・金正恩には“帝王学”の一環として生前、肥満の政治的効用など“見栄え”の重要性を強調していたかもしれない。
“肥満指導者”が貧困社会の北朝鮮で依然、忠誠と信頼を得るのか、それとも今度は民心離れにつながるのか「北の変化」の一つの目安として注目される。
関連トピックス
関連ニュース
- [PR]
- [PR]