神奈川大学法科大学院
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法科大学院 専任教員
氏  名 阿部 浩己 (あべ こうき)
職  名  教授(研究者教員)
最終学歴 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学
バージニア大学法科大学院LL.M.
    
担当科目 国際人権法, 国際人権法演習, 国際関係法, リーガルクリニック
    
研究領域

「人権」の視点に立って国際法にかかわる諸事象を分析することに主眼をおいている。実務との連結を重視しながら、これまで次のようなテーマを取り扱ってきた。国連の人権保障システム、地域人権保障、国際人権訴訟、難民の処遇、戦後補償、性差別、社会権。現在は、経済のグローバル化や戦争、植民地主義が国際法に及ぼす影響を中心に研究を進めている。
 中・長期的には、中立・客観を装う法の内側に潜む政治性・主観性を明らかにすることで、国際法制度すべてを、よりひらかれたものに構築しなおすことを目指している。とくに、国際法過程のなかにいかに市民/人間の利益を組み入れるかに関心がある。方法論としては、ジェンダーの視座を前面に押し出すフェミニスト・アプローチと第三世界アプローチ
に目下のところ強い共感を覚えている。

[主要著書、論文]
  1. 『救済はいつの日か―豊かな国の居住権侵害』(監訳)〔近畿弁護士会連合会〕1996年10月
  2. 『人権の国際化―国際人権法の挑戦』(単著)〔現代人文社〕1998年11月
  3. 『UNHCR執行委員会・難民の国際的保護に関する結論(選集)』(翻訳)〔国連難民高等弁務官事務所〕1999年11月
  4. 『国際人権の地平』(単著)〔現代人文社〕2003年3月
  5. 『フェミニズム国際法―国際法の境界を問い直す』(監訳)〔尚学社〕2004年10月
  6. 『国際組織<ポプラディア情報館>』(共同監修)〔ポプラ社〕2006年3月
  7. 『難民保護への課題』(監修)〔国連難民高等弁務官事務所〕2006年4月
  8. 『戦争の克服』(共著)〔集英社〕2006年6月
  9. 『抗う思想/平和を創る力』(単著)〔不磨書房〕2008年4月
  10. 『テキストブック国際人権法・第3版』(共著)〔日本評論社〕2009年2月
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