NHK大分県のニュース　大分放送局

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日出町老夫婦殺害から半年

日出町の住宅で、お年寄りの夫婦が遺体で見つかってから２７日で半年になります。
事件の解決につながる有力な手がかりはなく、警察の捜査は難航しています。
ことし６月、日出町川崎の住宅でこの家に住む笠置司文さん（８６）と妻のケマコさん（８４）が死亡しているのが見つかりました。
２人の遺体には刃物で刺されたような傷があったことなどから警察は殺人事件と断定し、これまで何か目撃した人がいないか探すなど、捜査を続けてきましたが、有力な手がかりは得られず、捜査は難航しています。
これまでの捜査では、犯行に使われたとみられる凶器が見つかっていないことから、警察は事件が発覚してから５か月以上たった今月になって、現場近くの池の水を抜いて捜索しましたが、凶器は見つかりませんでした。
近くに住む６０代の女性は、「平和な町なのにこんなことが起きて半年たっても不安です。早く解決してほしいです」と話していました。
警察は現場周辺で目撃者探しを続けるなどして、新たな手がかりを探すとともに、事件についての情報提供を広く呼びかけています。日出町では、この事件の３か月後の９月に、すぐ近くのスーパーで、母親と買い物に来ていた３歳の江本琴音ちゃんの行方がわからなくなり、警察が捜査していますが、まだ琴音ちゃんは見つかっていません。

12月28日　11時12分

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