10月に近づくにつれて急激に寒くなってきましたねー九州出身なもので雪なんてろくに見たことがありません
今年の冬は雪が降るのかちょっと楽しみにしつつ、寒さに不安いっぱいな九州男児のshin Mahtildeです
今回は見つけた自分もびっくりした小ネタを紹介したいと思います
Blender上で表示されているオブジェクトをセカンドライフに持ってきた際、サイズの比率を調整して、
Blenderと同じサイズにしていると思います。複雑なメッシュ方向のオブジェクトだとサイズはおろか、角度まで変化して
表示されるので組み立てにはそうとうな時間と労力を費やすと思います 。
そこで今回はそんな手間を少しでも省けるような小ネタです
具体的には下の画像のように出力されます左右の違いが分かるかと思います
それでは手順の説明をします!
必要なものは、すでに作成してあるスカルプテッドプリム用にUV展開してあるオブジェクトがあればOKです
今回は以前作成していた靴紐のパーツを流用したいと思います 5パーツほどに分かれてます
既にスカルプテッドプリムに変換するために展開が完了してあります
このオブジェクトをこのままの状態で出力すると下の画像のようになります
サイズだけでなく角度も変化しているので位置調整が非常に難しくなっています
この状態をBlenderで表示されている角度、サイズを再現するために以下の手順で作業を行います
[objeck mode]でカメラ視点をside,もしくはfrontに切り替え、
スペースキーを押して画像のようにCubeを出現させます。
Cubeの正方形を保つ必要があるので[Sキー]のみでサイズを調整しながら靴紐の中心にCubeがくるように、
また、靴紐のパーツを覆い隠すように配置します
その際、表示画面をワイヤーフレームなどにすると便利です 。
下の画像のように配置できればOKです
位置自体は正確である必要はありません、重要なのは正方形でパーツのすべてを覆ってしまうことです。
配置が完了したら、靴紐のパーツ&Cubeの両方を選択し、1つのオブジェクトにするために結合します
[スペースキー]を押し、Object→Join objectを選択します。OK?と聞かれるのでクリックしてそのまま進みましょう
Edit Modeに切り替えで下の画像のようにCube&靴ひものオブジェクトが1つにまとまっていればOKです
次にCubeの面の部分を削除していきます
4つの角、またはface select modeに変更して面を選択してもかまいません、
選択したら[Xキー]でEraseメニューを呼び出し、Only Facesを選択することで面のみを削除し、
Edgeを残します
下の画像が正面右側の面だけを削除した状態になります。6面すべての面だけを削除してください
6面すべてを削除すると下のようになるので確認してみましょうEdgeだけは四方に残っているのが分かります
この状態で今までと同じようにBakeを押していただくとスカルプトイメージが出来上がると思いますので
セカンドライフにアップロードして確認してみましょう
以上で手順の説明は完了です。
この小ネタを応用することでヒュージプリムにスカルプテッドプリムを適応させることも可能です
また、1cm以下の小さいスカルプテッドプリムを作ることなんかも可能なので様々な応用方法があると思いますので
是非ご活用ください!