民主若手議員 離党届提出へ
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民主若手議員 離党届提出へ

12月28日 5時2分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の小沢元代表に近い内山晃元総務政務官ら、複数の若手議員は、野田政権が消費税率の引き上げを目指していることは政権公約に反しており容認できないとして、28日に離党届を提出し、年明けの新党結成を目指すことにしています。

離党届を提出するのは、民主党の小沢元代表に近い内山晃元総務政務官や、鳩山元総理大臣に近い斎藤恭紀衆議院議員ら、複数の若手議員です。内山氏らは、野田政権が消費税率の引き上げを目指していることは政権公約に反しており容認できないとして、28日に輿石幹事長宛てに離党届を提出することにしています。内山氏は27日、記者団に対し、離党する議員は10人近くになるという見方を示したほか、斎藤氏も「国民との約束を守る強い思いを持った人が結集すれば新党になる。同じ思いの人はたくさんいる」と述べました。これについて、民主党の輿石幹事長は27日の記者会見で「党内の結束が乱れているかもしれない。『一緒にやっていけないか』という働きかけは、なんらかの形でする必要はあると思う」と述べ、直ちに離党届を受理せず、慰留する考えを示しました。しかし、内山氏らの決意は固く、先の衆議院選挙で掲げた民主党の政権公約の実現を旗印に、年明けの新党結成を目指すことにしています。