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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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2011.12
28
Category : RZ250(4L3)
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ここのところ、天の川ガレージにいる時間が長いので、自分のバイクを触る時間がない(-_-;
でも、早い段階で、愛車たちを移動させたいので、無理矢理時間をつくって作業をしました。

特に重整備については、環境が整っていないところでは辛いんで、優先的にやっておきたいところです。

まずはスイングアームピポットシャフトの交換です。



動きと、ナットが緩まないだけの軸力は、必ずしも両立しません。
青のマーキングがズレてるでしょ?今までは、一番動く位置から、増し締めせざるを得なかったのです。ロックナットだから、たちまち脱落することはないにせよ、かなり頻繁にチェックを要していました。

角度にしたら90度くらい。でも、たったこれだけでも、フィールは激変するのです。乗り比べれば違いは明白です。
”最適”というものは、そういうものです。

抜取ったピポットシャフトです。長い間、お疲れ様でしたm(u u)m



そして、いよいよ…クロモリシャフトの装着です!ヽ( ̄▽ ̄)ノ



ズボっと差し替えるだけなんて、芸がないので、スイングアームを外して清掃です。



リヤサスのコンディションチェック。バンプラバーも綺麗なものだし、まだしばらくは使えそうです。シャフトを磨いて、潤滑剤を塗布しておきました。



続いて、カラーのコンディションチェック。しっとりとした潤滑状態を維持しています。



放置したフォーク内部のような臭いがします。嫌気性のバクテリアのせいですね。
嫌気⇒新気の導入がなかったということなので、気密性が保たれていたということでもあります。

ダストシールとチェーンスライダーを洗浄。洗濯用の粉石けんとジフ(クリームクレンザー。安ものはNG)で洗いました。



ほんと、洗濯用粉石けんのパワーには驚かされます…。ビックリするほど落ちます!
一度、騙されたと思ってやってみてください。手に粉石けんをまぶし、ニュルニュルと洗うと、チェーングリスのようなものでも、綺麗さっぱり落ちます。

こんなもので肌着を洗ってるのだから、恐ろしい話しです(-_-;

シールのリップに詰まった砂利なども、丁寧に除去しておきましょう。

スイングアーム端部に入れるシム。これでカラーとスイングアームの幅を調整します。画像にあるものはYAMAHA純正で、厚みは0.3mmです。寸法さえあっていれば、純正部品である必要はありません。



カラーが長すぎると、スイングアームが横方向に遊ぶので、このシムを入れて調整するわけですね。ちなみに、カラーの方が、ほんの少しだけ長くなるようにするのが正解です。

内部を綺麗に洗浄後、あたらしいグリスをタップリ塗ったカラーを挿入。
スイングアーム(に挿入されたブッシュ)と擦動する両サイドには、グリスにスレッドコンパウンドを錬りこんでいます。



シャフトを挿入。最後までズドン!と押し込む前に、はみ出した余剰グリスを拭っておきます。
これをやっておくと、グリスがはみ出すことなく、清潔な状態で組みあがります。



フランジナットの座面にスレッドコンパウンドを塗布。ちょっと塗りすぎました(-_-;



横方向の無駄な動きがなく、かつ、スイングアームの動作に問題がないポイントを探ります。
なお、リヤサスペンションは外した状態でやることはいうまでもありません。

おおよそのところをつかんだら、手締めで掴んだ最適な状態の締め付け加減をトルクレンチで再現していきます。

私の車両の場合、65N・mでした。まぁ、こんなものでしょう。あ、あくまでも私の車両での話なので、このトルクを真似しても、あまり意味はありません。
なにより、前述のカラー長とスイングアームの幅の関係が適切であることが前提です。ここは重要なポイントです。



で、もう一度ばらして、組みなおします。65N・mで締め付け、動きが再現できたら完成です。

この手の作業は面倒ではあるんですけど、今回のように新しいパーツを組むときには必ずやるようにしています。

一度やっておけば、次回からの管理がすこぶる容易になります。
また、同じ締め付けトルクで締め付けたときに、動きに差を感じたら、何かがおかしいと判断もできます。

言い換えると…とどのつまり「手締め」で最適状態を探ったということになりますね(笑)。
トルクレンチは、手締めで掴んだ最良のポイントを再現するための道具にすぎないというのが、私の考え方。数値は管理するための指標のひとつであって、絶対ではありません。


ともかく、スイングアームが自重でスーッと落ち、かつ、横方向のガタがない状態を達成しましたので、リヤサスペンションを組みます。
スイングアームを組んでからリヤサスペンションを取り付けるのは、ちょっとした工夫が必要ですけど、できないことはありません。

ロックナットをキュっと締め付けて完成です。長さもバッチリだ(^^)
あ、そうそう、ロックナットはバカ力で締め付けちゃダメですよ。



それにしても、すごい剛性感です。ノーマルのシャフトを締め上げたときにある、何ともいえない「むにゅぅ」っとした感触が全くありません。ビシ!っとしております。こりゃ期待できますねぇ( ̄ー ̄)

…RZの足はビシーっとしたのですが、この作業を行った夜から、私の足に問題が(; ̄ェ ̄)
くるぶしがボールのように腫れあがってパンパンになっちゃいました。3日ほど経過した今日現在、何とか歩けるまで回復しました。今までと同じ管理ではもたなくなってきているのかも知れません(-_-;

ますます、気を引き締めていかないといけませんね。年末年始の何かと忙しい時期です。皆さまもどうぞご自愛くださいますよう、お願いいたします。



シャフトの一品製作をはじめました。

初期型RZ用のスイングアームピポットも製作可能ですよっ!詳しくはコチラの記事をご参照くださいm(u u)m
http://niegare.blog118.fc2.com/blog-entry-1104.html

「興味あり!」という方は、是非ご一報ください。
 
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