11-12-28 Wednesday
■カオス・ラウンジ偽札問題についての経緯と顛末
アート・プロジェクト「カオス・ラウンジ」は彼ら自身の行動によって様々に揉めているが、そのうち「カオス・ラウンジ偽札問題」については自分自身が当事者でもあるのでここに、僕の知る事実を記述しておこうと思う。
現在飛び交っている断片的な事実、様々な疑惑、憶測について、僕自身が Ustream などの記録の残らない媒体を使って情報を露出させてしまったことも原因のひとつであろうと思い、ここに情報を集約する。
カオスラウンジ偽札問題とは
アート・プロジェクト「カオス・ラウンジ」が2010年5月8日から23日に渡って、渋谷NANZUKA UNDERGROUNDにて開催した「破滅ラウンジ」の会場にて偽札が製造、販売された疑いがあり、事実だとすれば通貨偽造の罪にあたる、とする問題。
偽札の生まれた経緯
以下、時間軸に沿って箇条書きする。
- 2010年5月8日、渋谷NANZUKA UNDERGROUND にて「破滅ラウンジ」が開催される
- 2010年5月10日くらい? @yuiseki や糸柳らに誘われて「破滅ラウンジ」を見に行く
- 「破滅ラウンジ」は宿泊自由だと言うので、無職で暇だったから泊まりこむ
- 財布がどっか行ったことに気がつく
- Twitter にて財布をなくした旨、書きこむ
- 各種カード類を停止する
- 渋谷警察署に電話をして、遺失届*1を行う
- 数日後、展示を見に来た客から「財布ってこれですか?」と手渡される
- 紙幣が抜かれ、かわりに偽札が入っていた → http://twitpic.com/1nf4u3
- 翌日(くらいだと思う?)、警察に財布発見の連絡をする
諸問題について
以下、とうぜん湧くであろう疑問について。
なぜ「盗難届」ではなかったのか?
「破滅ラウンジ」の会場はゴミ捨て場のような有様だったので、盗まれたという自信がなかったから。
なぜ、偽札を販売、展示したのか?
偽札を展示、販売した人間について僕は知らない。
財布が見つかり、偽札が入っていたとわかった時に、見たいという人に手渡した。いつの間にか貼り出され、値札がついていた。到底、納得の行く回答ではないだろうが僕の興味は返ってきた財布にあり、ゴミ同然の偽札にはなかった。
また「破滅ラウンジ」の会場は、常に人間でごった返しており、かつ、展示物すら来場者が勝手に設置、放置していったもので構成されていた。会場ではCDやミニコミが販売されていたが、それらも全て来場者が勝手に販売していたものだった。誰が何をしていたかについて少なくとも僕は何も把握していない。
なぜ、すぐに偽札の被害届を出さなかったのか?
理解が足りなかった。ごめんなさい。
抜き取られた金額が小さかったこと、それなりに思い入れのある財布だったので無事に返ってきただけで満足していたことが大きい。警察に紛失物の発見を連絡した際に、紙幣が抜き取られ、偽札が入っている旨は伝えたが特に被害届の提出を促されるようなこともなかったため、放置していた。
なぜ、財布の発見報告をした時に警察は重要視しなかったのか
僕は警察ではないので知らない。
強いて言うなら僕の口調があまりにも軽薄だったのかもしれない。
偽札は今、どこにあるの?
知らない。
ただ、偽札の行方ではないが、破滅ラウンジがどうなったかは Public Image の記事が伝えている。
今回の「破滅ラウンジ」の作品の行き先についてだが、あのインスタレーションをまるごと村上隆が買い上げたそうだ。
http://public-image.org/column/2010/07/02/nanzuka1.html
警察の見解と対応
この後、Twitter にて ultimate_q4500 氏より「被害者当人でないと相手をしてもらえない可能性が高いので、偽札について警察へ届けて欲しい」と依頼され、紛失届を出した渋谷警察署へ届け出た。依頼から二ヶ月以上経ってしまったことについては謝罪する。
結論から言うと「現物がなければ何もできない」ということだ。警察は、被害者が被害の証拠を持って被害届を提出しなければ動けないらしい。また、写真は証拠にはならない、とのこと。
以下、対応してくれた警察官(刑事?)の見解。全て「現物を見なければ確かなことは言えないが」と前置きした上での話。
- 偽札の程度が低いので、立件できるかどうかはあやしい*2
- 時間が経過しすぎているため捜査(偽札自体の指紋や、関係者の指紋収集を含めて)は難しいだろう
以上は、「警察の公式な見解として、公にしてもよい」との確認を取っている。なんにせよ、現物がなければどうにもならないそうだ。
おしまい
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