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青森県には、光星学院という野球の強い高校があります。
この高校は、今年の夏の甲子園で準優勝しましたが、
準優勝したその日に部員の不祥事が発覚しました(準優勝は没収されませんでした)。
その後、不祥事があったのだから、
秋季大会を自ら辞退すべきという「道義的辞退論」が沸き起こり、
秋の大会出場について、学校と高野連に強い批判があったにもかかわらず、
この学校は出場することを選びました。
その結果、秋季県大会優勝、秋季東北大会優勝、神宮大会(全国大会)優勝という成績を残しました。
また、神宮大会優勝によって、
平成24年3月に行われる春の甲子園大会に東北枠の1つ増加をもたらしました。
不祥事、批判をバネに全国優勝を成し遂げた、すごい例です。
この事例から学べることは、
1 自ら辞退することはすべきでない(すべての部員の運命を変えてしまう)。
2 大会参加については、大会本部の決定にまかせる(大会本部も慎重に判断する)。
3 部員は、大会出場を信じてひたすら練習に励む。
4 出場が認められた際には、精一杯頑張る。
ということではないでしょうか。
全国大会優勝を信じて、みんなで応援しましょう。
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