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浦添市の牧港補給地区(キャンプ・キンザー)沖合にある埋め立て地に、シンガポール政府投資公社・GICの日本法人(東京都)と京阪グループの開発会社・京阪流通システムズ(大阪市)が投資する大型ショッピングモールの建設計画が進んでいることが26日、分かった。約8ヘクタールの用地で、2014年ごろの開業を目指す。開発投資額は250億~300億円規模。商業施設としては県内最大級で、国内外の観光客をターゲットに約300店舗が入居する予定。約4000人の雇用を見込んでいる。(座安あきの、下里潤)
建物の延べ床面積は約12万平方メートル。高級ブランド店が入居するショッピングセンターを核に、マスコットキャラクターの商業店舗を含む屋内型のエンターテインメント施設の併設を計画。ホテル建設も検討している。国内客に加え、中国などアジアから、ショッピング目的で訪れる富裕層の取り込みを狙っている。
同市によると、事業者は浦添市に計画書を提出。現在、県が土木工事の申請内容を審査中で、周辺道路の整備の必要性や交通渋滞の予測作業を進めている。県の許可が得られれば、年明けにも市側から計画概要が正式発表される。
同地区は臨港道路が開通すれば空港から車で約15分と利便性が高く、市は国際的なエンターテインメント特区として観光振興の起爆剤としたい考え。返還が見込まれるキンザーの跡地利用との相乗効果にも期待している。
GICはシンガポール政府の外貨準備金を運用する投資会社。国内における最近の実績では、神奈川県の湘南辻堂地域の都市再生事業に投資し、ことし11月、約280店舗が入る大型ショッピングモールを開業した。県内の計画も同規模の開発になるとみられる。京阪流通システムズは、大阪市や福岡市内で複数のショッピングセンター運営を手掛けている。