九電社長が年度内に辞任の意向

12/26 15:08 更新

九州電力の真部社長は26日、「やらせメール問題」の責任を取って今年度内にも辞任する考えを明らかにしました。26日午前の会見で真部社長は、「やらせメール問題」について、今月22日に「国への追加文書が受理され、一定の区切りがついた」と説明しました。その上で、電力需給や業績回復策など、残る課題に道筋をつけた段階で、早ければ年度内にも辞任する考えを示しました。真部社長は、今年7月に辞意を表明していましたが、10月に撤回していました。その後は、やらせメール問題をめぐる混乱が続き、枝野大臣が「今の九電のガバナンス(企業統治)では原発の再稼働を認められない」と批判していました。