【ソウル共同】韓国の国営電力公社の子会社「韓国水力原子力」(韓水原)は24日までに、いずれも日本海に面した江原道三陟と慶尚北道盈徳の2カ所を新たに原子力発電所の建設候補地に決めた。最大で4基ずつ、計8基を建設する計画。
韓国ではこれまで商業原発を5地区に集中させてきたが、今回新たな建設地を選んだ。韓国政府は、今回決定の8基を含め2030年までに19基を建設する計画。現在稼働中の21基のうち15基は日本海側に集中、新計画の19基も全て日本海側となる見通し。
16日の野党統合で生まれた最大野党、民主統合党は、今回の選定撤回を求めている。