国際【from Editor】異常な名前のつけ方+(2/2ページ)(2011.12.26 08:02

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【from Editor】
異常な名前のつけ方

2011.12.26 08:02 (2/2ページ)金正日総書記

 これは、木は火によって燃やされ、火は土によって消され、土器は金属に勝てず、金属は水によって錆(さ)び、水は木に吸収されるという、5つのじゃんけんのような関係から、常に前の世代を超える存在になるという陰陽五行説の考えからきている。したがって同じジェネレーションは同じ漢字が1字ついていることになる。

 ところが、北朝鮮のこの一家は異なる。金日成(本名は金成柱)の子である金正日は、父と同じ「日」の字をつけた。さらにその子は3人とも「正男」「正哲」「正恩」と父と同じ「正」の字をつけている。これは韓国・朝鮮ではあり得ないつけ方なのである。

 なぜ、あり得ない名前のつけ方をしたのだろう。

 おそらく、正日は父を超える存在を意味する陰陽五行説を嫌い、父と同じ字をつけることで、一体化を目指したのだろう。正日の息子3人も同じ理由だろう。そして、この一家は、韓国・朝鮮の従来の一家とは全く異なる「神聖家族」であることを人々に認識させる狙いがあったのだろう。世襲の正当化にも役立つと考えたのに違いない。異常さは体制だけではなかったのである。=敬称略(編集委員 大野敏明)

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