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長宗我部元親の書状歴民館に収蔵

11年12月16日(金) 18:10

この書状は、元親が伊予を攻略するため当時勢力を誇っていた河野氏の対抗勢力である地侍に宛てたもので、1584年頃のものとみられる。地侍を支援していた元親は、文面で「兵が一部撤退したと聞いた。今一度、戦略を練り直し、敵方に寝返ったものの情報あれば知らせほしい」と記している。この書状は花押などから、原本に間違いないとされ、宮城県の個人が所蔵していたものをこのほど県が買い取った。元親の書状は来月2日から15日まで、県立歴史民俗資料館で特別公開される。

病院でクリスマス会

11年12月16日(金) 16:26

高知市新本町の高知赤十字病院では入院患者やその家族たちに季節の行事を楽しんでもらい元気になってもらおうと、毎年クリスマス会を開いている。16日は、看護師たちがハンドベルの演奏を披露したあと、サンタとトナカイに扮した医師らが入院している子どもたちにクリスマスプレゼントを渡した。そのあともビンゴゲームをしたりお菓子やケーキを食べたりと、入院患者やその家族たちは一足早いクリスマス気分を味わっていた。

高知市教委不法侵入職員を懲戒免職処分

11年12月16日(金) 16:14

懲戒免職処分を受けたのは高知市教育委員会青少年課主事の山中教生(のりお)被告(31歳)。高知市教育委員会によると、山中被告は先月16日の勤務時間中に高知市内の知り合いの女性の部屋に事前に作った合鍵を使って無断で入り住居侵入の罪で起訴されている。山中被告は同じような犯行を繰り返していた事を認めていて、高知市教育委員会は地方公務員法に違反するとして山中被告を16日付けで懲戒免職処分にした。また、松原教育長と松井教育次長ら5人を口頭厳重注意や戒告、訓告の処分にした。度重なる職員の不祥事に高知市の吉岡副市長は市民に陳謝するとともに「市民の信頼を著しく損ない信用を失墜させた責任を重く受け止め組織一丸となって信頼回復に全力で取り組む」とコメントしている。

知事震災がれき受け入れに前向き

11年12月16日(金) 16:06

東日本大震災の後、岩手県と宮城県では処分仕切れない量のがれきが復興の妨げとなっている。国は放射性セシウムの濃度が1キロ当たり100ベクレル以下であれば被爆の問題はないなどとして、全国知事会などを通じて各都道府県に協力を呼びかけている。16日の県議会で尾崎知事はこの震災がれきの受け入れについて「西日本連動型地震が起きれば我々も受け入れてもらう立場になる、お互い助け合う気持ちで対応していくのが基本」と述べ、受け入れのための様々な基準作りや安全な取り扱いの指針など前提条件が整った上で協力すると前向きな姿勢を示した。

無ブレーキ自転車の男罰金の略式命令

11年12月16日(金) 11:50

道路交通法違反・整備不良で罰金6千円の略式命令を受けたのは高知市の22歳の男性会社員。高知地検によるとこの会社員は先月12日前輪後輪ともにブレーキのない自転車で高知市内を走り、県警に摘発されていた。県警では先月から違反自転車の取締りを強めていてこれまでに5人を摘発、高知区検はそのうち3人を起訴猶予処分としていたが、この会社員は10月にも同じ自転車で走り県警に警告を受けていたことから略式起訴され、今回の処分となった。四国管区警察局によると、いわゆるピストバイクによる略式命令は四国でも初めて。