<記事を書くキッカケ>
長くネットに関わっていれば普通だと思うのだけど、
ネット絡みの異常な犯罪や大きな動向があると決まってアドバイスを求められる。
大概が週刊誌の編集者やフリーの記者、TV局関係(放送作家や製作会社)だ。
クソ忙しくアメリカ大統領のチェンジにアレコレ携わって全員待機、抜けれないのに、
無料のアドバイスを他のメールレス待ちの読者さまより優先にするなんて、
いや、月刊誌の連載原稿だって未だ取材もしてないんで〆切が25日だっていうのに、
管理人としては不公平にやってはいかんと思うのだが「じゃぁ、サイトで記事にして」と。
そうか、それなら更新を兼ねてやれるな…ということで依頼の事件を調べ始めた。
最初、簡単なオバカ事件と思ったら、深い闇に包まれてしまい、ミイラ取りがミイラ、
1−2日で終わるはずが、誰も触れてない部分を探して指摘するような、
いつもの専門性を生かした分析や解説が全く出来ないのでありました。これは悲惨だ……
事件は悲惨なのだが、私も時間が疾風のように過ぎ去ったのに仕事が押して悲惨だった。
ちなみに、分析アドバイスを依頼されたのは15日前ぐらい、何にせよヤバイです。
詳しい人にとっては目新しいものはないかもしれないけど、
ここを見て初めて知ったような人なら是非読み進めて覚えておいて欲しい事件です。
●文章アレルギーの人を想定して、YouTube動画(ワイドショー)を埋め込みました。
直ぐ下にありますので、お好みに応じて、どうぞ。
私は被害者だけじゃなく、加害者にもなりうる衝撃な感覚を味わった。
闇サイト〜犯罪から死刑(求刑)に至るまで |
サイトバトル番外編:闇サイト殺人事件(生物生態&医学で犯人たちを分析する)
11年間のサイト作成・運営をした私は、どうしてもネットの動きには注目してしまう。
もちろん、自分も巻き込まれたりして枕を涙でぬらしたことも多かった。
犯罪は我々の隣に存在している。それは犯罪の被害に遭うだけという意味じゃない。
自らが手を下す側に入り込んでしまうことが普通にあると強く思わせられたのだ。
私は被告人・神田司のブログ(後で紹介する)の始まりから気になった。
こんな感じ。意訳してみよう。
「メンバー合流までの時間つぶしのため、二人して援助交際を物色して、
見事人妻を呼び出した。彼女はハンドルネームをカノンと言った。」
まさかギャラクシアン・エクスプロージョンから?(知らない人ゴメン)
いや、そこは関係ないが、カノンちゃんという女性だったという。
「カノンと合流後、堀がレイプして写真を撮り、旦那に見せるぞと脅す段取りを計画した。
これも金になるぞっと。携帯電話で待ち合わせ場所に誘導、その女性カノンが来た時、
なんと!チビデブ・ブサイクだった。自転車で来やがって、汗臭くて、こりゃダメだ。
彼女がコンビニに買い物に入った隙に、すかさずにトンズラ。大ハズレだ。」(情報ソースBy神田)
神田&堀「ついてねー」みたいな感じだったが、「暇つぶしが出来て良かった」云々と。
そもそも彼らは金がなかったはずだから、同意のエッチとでも言って、サブ犯行のごとく…
もしもカノンちゃんが彼らの好みだったら、いや、好みじゃなくてもデートしてたら、
別の道へ進んでいたかもしれない。彼らがつるみ始めて、初めての分岐点だったように思う。
しかし……。
ちょっとした時間の空きにも関わらず、援助交際の女性をゲットしたのはまぁいい。
簡単に成功するものだなぁと思う人も居るかもしれないけど、多くはサクラなので、
成功率は低いんじゃないかな。口が上手いのだろうと神田容疑者のイメージを作った私。
援助交際は個人的には羨ましいが、私がやってバレた日には、男性読者諸君は大爆笑、
しかし、ただでさえ少数の貴重な女性読者さまを失うのは間違いない。これはダメだ。
そして許せんのは、自転車こいでワザワザ来てくれた人妻さまを、こともあろうにだ、
チビデブ・ブサイク・大ハズレなどと、
評価してあっさり逃げ帰ったことだ。神田も堀も女性を選べるほど立派なのか?
このスットコドッコイが、いや、オッペケペーどもが、もといオタンコナス…
男で30歳や40歳になって、女性を外見で判断するなんて、ほんとこの大馬鹿者どもが、
人妻チビデブなんて、お前らの基準で決めつけてるんじゃないよ、全然良いじゃないかよ。オイオイ
お前ら贅沢者め、私ならそんな失礼な行動は絶対にしないし、楽しくOKだ。
私がフトメスキーだから、そのせいとか、そんなのは関係なく、大人としてダメだ。
・・・ということで、神田ブログを読み始めて初期早々に激怒したのでありました。
お前ら、許さん!!!デブじゃない”ぽっちゃり”と言うもんだ。
いや、私のフトメスキーは知られているが。しかし、彼らが外見に拘り過ぎたのは、
女性に対して性格や個性を重視しない証拠、まさにモノとして女性を見ていたからだ。
人間として接するんじゃない。後日、磯谷さんを殺害する片鱗が早くから見えてきた。
(否、援助交際の待ち合わせだから、外見・肉体・性欲だけで考えるのは仕方がないか)
申し訳ない、最初から別の趣旨で始めてしまって。変なところに拘るかな私も。
理由は良く分からないけど、なんだか無性に悔しく感じてしまいました。
<超簡単な作者の事件イメージ> 3被告は携帯電話のインターネット上の闇サイトに頻繁にアクセスし知り合った。 川岸被告(HN山下)が保険金詐欺、 神田被告(HN本名神田)が偽の養子縁組などの違法行為を計画したが失敗していた。 堀被告(HN田中)は400万円を彼女から借金、他にも友人知人から40−50万円借金。 神田だけが本名を名乗っていたというのは、非常に珍しいケースといえる。 私のネット経験でも、普段なら未だしも、悪いことしようとするメンバーの前で、 本名なんて紹介できるのだろうか。 リアルで会うのだから、礼儀として本名を名乗るべきという生真面目という部分の証明。 又は、ウッカリ本名を名乗っちゃったからアチャーというだけなのかもしれないが。 3被告は金欠からファミリーレストランでOL風の女性から金を奪って殺すなど 具体的な犯行計画を練って共謀を図った。そして当日夜、即行動を開始した。 被害者磯谷さんからキャッシュカードの暗証番号(2960=にくむわ=憎むわ)を聞き出し、 その時点で殺すことになったというが、3人の自白がバラバラなのが謎を呼んだ。 そして、語呂合わせの暗証番号は正確ではなくウソだったので、 結局預金はおろすことが出来なかった。 この時点で、彼ら3人はサイフから抜き取った現金が6万2千円ナリ。 ブランドのバックなどをコメ兵や質ウエダなどで売りさばいても想定よりずっと少ない。 くたびれ儲けとはこのことを言うのだろう。自分らも重罪で裁かれるので高くついた。 当殺人犯行の発覚は何と次の日。速攻だ。3人の中の川岸被告が自首したのがキッカケだった。 自首した理由は、2回目の強盗計画が進んでしまい、首謀者扱いされると危機感を持ち、 死刑が怖いこと、ダメ押しに「女の声が聞こえる、消えない」と心霊現象に襲われたようだ。 殺される前に磯谷さんがダイイングメッセージとした2960=憎むわを思うと、 彼女の恨みが強く、魂になってさえ、川岸を恨んで(怨んで)いたのだろう。 でも、どうして3人の中で川岸だけだったのか? これは、自首したから一番まともと思われた川岸被告が、実は仲間を殺人に向かわせた。 車内で大人しかった彼女の下腹部を触ったり、乳房を15−20分も自由にしたりと、 「恋人が居るから体に触らないで」とお願いしても、それでも強引に触り続けた川岸、 結果、キャーヤメテと叫ばせることとなる。 騒がしくなり人目を気にした他の2名は、「まったく川岸の頭脳は性欲の筋肉だな」と舌打ちし、 せっかくお金を貰ったら家に帰してやるという、普通に日々起きてる強盗事件にする予定が、 レイプしたら彼女の考えが変わるかもしれない。ここから、全員が迷走しはじめる。 後で解放しても警察に駆け込むか、彼氏に相談するか、部屋に引きこもるか。 何故か皆の暴走を止める役をしていた沈着冷静な筈の神田が、最初に彼女の首を締め、 (殺すのではなく失神させるつもりだったらしいが)失神もなく騒ぎ続けるので、 とうとう堀被告がハンマーで頭部を強打3回、肉が切れ、頭骨が割れ、血まで飛び散ったが、 しかし、彼女は死なず、気絶すらしなかった。騒ぐのは止めたが、小さな声で最後の言葉をいう。 「殺さないで」、「殺さないって言ったじゃない」、「お願い話を聞いて」。 話を聞いてというのは、ウソの暗証番号を本物に修正して、金を手に握らせれば(数百万円)、 悪鬼すら冷静になるだろう。とにかく殺されるのだけは今は止める気にさせようの意図かと。 賢明だ。しかし、強打され頭蓋骨が砕け出血してる状態では、意識は混濁してた筈。 どちらにしても3人組は少なくとも話を聞いてやれよ…と思う。無理だろうけど、可哀相に。 彼女が苦しみから早く解放されるように呼吸を止める為、神田と堀はテープで顔口を40回巻き、 カシャカシャ袋を頭に被せ、川岸と神田だったかが空気が漏れないよう首の部分を更に巻いた。 その時の神田のセリフは「まだ生きてやがるな」だったらしいから、鬼畜への変身スイッチはON。 堀の持っていたハンマーを神田が引き受け、続けて彼女を30−50回ほども連続して頭を叩いた。 呼吸も出来ない彼女の体に痙攣が起こり、3人で手足を押さえ、ガクッと体の力が抜けた。 首を絞め、トンカチで頭を殴って始まった狂気が車内を覆ってから、15分ほどだったという。 ●いつもの一気書きのため、表現の下手な部分や事実の適当な部分があります。 こだわらずにサクサクと先へ進んでください。私の記憶力がこの程度、そう考えれば、 彼ら3人が法廷で話した内容がコロコロ変わったり、一致しなかったりの程度と比較できそう。 <磯谷利恵さん9/25ニュースゼロ、他の YOU TUBE > |
結果的には死刑を求刑される3人となるだろうが、ネット初の犯人告白リアルタイム。
こんなに簡単に殺人するのか…と様々な衝撃を、ネット住人含め多くの人々に与えた。
<この事件は詳しくないという方へ>
被害者・磯谷さんのお母さんサイト
まずこちらの表紙下部の公判結果集(新聞記事)で全体像を。
殺人の実行を認めているのに、どうして各人の主張がバラバラなのか?とか、
最初の素朴な疑問が綴られていて、混乱した際は頭を整理しやすいです。
この犯行側の意見・主張(主犯の手記を掲載してあるブログ)
裁判員制度が5月から始まるわけだけど、いわゆる、こんな感じと参考に出来る。
説明しようとしたら、検察が「それは聞いてません、イエスかノーで答えろ」とか、
犯人のイライラが読んでる私にも伝わってくるほどでした。
このブログには、問題の3人+1人と被害者のお母さんの証言、恋人の証言まで、
速記の転載が入っているので、コツコツと読んでみてください。
(ただし、しっかり読むと驚くほど時間が経っていますので、仕事勉強を済ましてね)
<足を踏み出すかどうか…の境界線>
実は神田ブログを読んでいたところ、ふと、自分も犯罪をやってしまうのでは?
…なんてことを少しだけ感じてしまった。
思い出す。
私は人を救う仕事をして、基礎的な研究もしているのに、
人を殺めたくなった気持ちを経験したのは例のサイトバトル編で明らか。
あの長文には、読む人によって様々な受け取り方があり、
特定の人であれば、色々と気付く隠しポイントまで丁寧に用意し作っていたりする。
よく読んでいないと引っかかってしまう部分が危険で、揚げ足を取れる部分。
それには回答がどこかに隠されているのだけど、悪意を持つ人間には、
攻撃材料を見つけたと喜んで突っ込むから、それを待ち構えていたほど。
とまぁ、楽天的な私でも、一歩足を踏み出せば悪への第一歩。
ネットを道具として使うのではなく、逆に使われている時も多く、
それを自覚しているだけ未だましなのだけど、かなりネットが人間性を歪めるのは事実、
加えて社会自体も人格を歪ませる構造になっている昨今なだけに、
犯罪人とは?と考えさせられた。
先に紹介した神田ブログだけど、最初は「殺人者が何を言い訳しやがって」と、
事件の被害者と同郷の人間(私)として反感を持っただけだったが、
印象で決めるのは良くないなとブログをよく読んでみると、
私の書いたサイトバトル編と紙一重な表現が多々あることが分かった。ビックリだ。
また、あの3人は金がない、無職。金があっても浪費するだけで人生設計は苦手らしい。
被害者は派遣OL。最近のマスコミでよく聞くコマンドだなぁ。だが大きな違いがある。
磯谷さんだけはコツコツ貯めた約840万円を持っていたこと。
そうそう、ファミリーレストランで悪巧みをするグループは普通にいるよね。
数時間後、彼らは3人揃って全員が鬼畜になっている。
偶然、鬼畜がネットを介して揃ったのだろうか?それとも、鬼畜に変身するキッカケが?
犯人たちには共通点がある。
それは実力不明なのに非常に自信を持っていること。
すなわち、手記やら犯人の情報を調べると誰もが無意識に感じるはず。
・・・犯人の「オレはできる筈だ症候群」。
何かをやり遂げたわけではなく、実際は実力がないことに気付かない。
逮捕されたりすると、運が悪かったと法廷で必ず触れるセリフもお約束だ。
実力がなく、賢くないから捕まるのじゃないか?
普通の頭脳を持つ平均的な人間だと犯罪時は「知能犯」になれる。
捕まえる方が天才警察官であっても、平均的な人間で四苦八苦するのが現状なので、
知恵者が(もしも)犯罪を犯すことがあるなら、だいたいが完全犯罪にできる。
それほど、犯罪を行う側は有利なのだ。
今までサイトを運営してきて11年目の私は危惧している。
ネットの特性みたいに感じているのだけど、そういう「オレは出来る症候群」が
近年は特に量産されているのではないか、と。いや、ほんと。
ネットを見渡せば、どんなジャンルにも潜んでいるのが手にとって観れる。
妙な自信資質を持つ人が、貧乏&性欲で悪への行動を一歩踏み出せば、
安全国家として有名だった日本だってデトロイト化です。
上で紹介している実行犯ブログ(神田)を読むと、分析力や記憶力が他の仲間より良い。
構成の悪さは支援団体がネットに不慣れなのだろうから仕方がないけど、
本当に読むのに苦労しましたよ!!!しかし、犯行仲間の中では賢そうに見えても、
一般人の中に入れば、多分、平均的な知識量で人間的知恵も平凡なのではないか。
私のサイトバトル編と似ているなぁと感じたのは、神田ブログに似た表現があったり、
「教える」立場で書いたり、客観視の表現を文章に多々含ませているからだろう。
思考の仕方が似ているから(理系っぽい分析表現もある)かもしれない。
問題は、いざという時は感情を理性で抑えれるかどうか。この違いしかない。
そもそも彼ら4人の凶悪犯は、成人式で暴れてしまう若者とソックリだし、
タガが外れれば、誰しもが感情の暴走と理性の押さえのハザマに立たされる。
私も過去、今の知識や経験を悪用すれば、強大な悪の王者になれると書いたことがある。
いや、その、まぁ内緒だったが、悪の組織からスカウトが来たことがある。
(企業売買の計画倒産マフィアみたいな組織)
ちくしょー、入っておけば良かった。 ←ウソウソ、真に受ける人へ、ちゃんと断ったってば
失礼。話を戻して、ネットイナゴや2chお祭り、ブログ炎上などの大荒れ状態は、
大量の文章があれば、少しだけ読んで、その印象で書いている人を決め付ける場合が多く、
またはBBSスレッドの数行、マトメを読むだけで判断を下す事に慣れたからこそ
出来上がったものである。
それは国民のストレス発散というメリットを唱えながら進化してきた。
しかしながら、ストレスを発散する場がない時代長く続いてきた世界で、
そのメリットは正直、色あせてると思うし、中傷・侮辱・誹謗を悪用して使った、
つまり、悪い現代の発散に慣れてしまうと、感情の暴走に歯止めが利きにくくなる。
2chあたりで5年も6年も過ごして時々発散していた人は、リアル世界でもキレやすく、
怒りっぽく、理屈っぽくなっていないか?貴兄は大丈夫?
一方、じゃぁネットの表現の自由を制限しようかと法律を作っれば良いじゃないかとTV、
そうなると、声を上げれない社会には住みたくないと誰もが思うだろう。
公開斬頭殺刑のあるアラブ系国家(例サウジ)は法律が悪いと国民は声を上げれない。
法治国家の先進国では、法を犯す人が悪いとなるわけだが、法律が悪かった場合は困る。
未だに公開首切り刑を執行している国で、執行官が「ボクは斬首したくありません」と
声を上げたらクビだし、ヘタすれば反逆罪に問われる。
武士の時代の日本の法律では見世物として棒に生首を乗っけてた。
悪い法律の場合、法を犯す悪人と呼ばれる人が、人間的には善人なんだよなぁ。
こうやってループにはまっていくのであります。
=闇サイト(立ち上がるのに時間必要)
それにしても、人間の性として、知人同士では起きにくい感情の爆発が、
見知らぬ同士では簡単に暴発してしまう傾向が強い。
簡単に表現すれば、他人と同調しようとするのが人間の社会性だから。
成人式が例に出しやすいが、大人数で集うと普段大人しかった人間でも横暴をする。
「あいつってキレると怖いなぁ」とか「普段はあんな風じゃないのにスゲェな」。
豹変をする友人・知人を貴方も見たことがあるはず。酒飲んでなくてもね。
成人式のように時間が空いて久しぶりに会うというケースは、微妙な集団。
普段からツルんでいる親友同士なら、ワル同士といっても制止する人間は一人はいる。
バカばかりしている人、少しCOOLな人、どんなジャンルでもそういう風に構成される。
知り合って間がないグループは、制止する役割を持つ人間が微妙に分からないので、
本能の”自己防衛”と”同調性”が非常に高まってしまう。
孤高で犯罪を犯す人間よりも、グループで犯罪をするケースが大変多いのは、
構成する集団を調べると、知り合って長くないという点がクローズアップされる。
そも最もな例は軍隊であり、犯罪は戦争。見知らぬ同士が仲間となり、殺し合いをする。
つまり、どうしたって人間であるがゆえに、理性で自分は止めれても、
数の多いほうに同調してしまうのだ。善人であったとしても。
それはキルヒマン実験で確認されてるよね。⇒どうして大量殺人が出来たのか?
(▲キルヒマン実験とは、ナチスが一方的に何百万人も殺人できたことを研究)
ネットが流行った初期から、いや、パソコン通信の時代から危険性はあった。
上のキルヒマン実験は私の11年前(1998年)の記事だ。
誹謗中傷や侮辱などは非常に簡単に出来るし、それが善人なら普段のストレス発散で、
逆にはまってしまうきらい(傾向)がある。2chのユーザーが30代〜40代が多いらしい。
しかも女性も、大変多い割合(4割だったかな)と、聞き取りデータで見たことがある。
私がヘルプでやった講座を取っていた大学の学生120人に聞いた際、5−6人程度だった。
でも、120人の女子大生は20歳前後なので、2chを巡回するよりも、出会いとかコンパ、
恋人などのアレコレ、いかに美女になるか(男にもてるか)の方が興味ありなんだろう。
勉強しろと…。
つまり、闇サイト殺人事件は、犯人側を誰もが殺人をする側になるからと
擁護しているわけじゃない。ネットの前は会合やペンフレンド募集などがキッカケ。
それがネットに変わっただけなので、悪さをしたらダメなのは自明の理だ。
ただ、編集部が介在する雑誌の募集欄から、介在しないネットになって、
見知らぬもの同士が容易に出会い、何らかの感情の暴走で、
殺人でも簡単に犯してしまうキッカケが、10年前からべらぼうに増えてたわけで、
「闇サイト」や「ネットの特性」を云々するのは遅すぎる話だ。何をいまさら?と。
サイバーポリスなんかも、スキルが高い警察官というわけじゃない。
素人に毛が生えてる程度と言っては申し訳ないけど、少なくとも私の経験上、
捜査レベルが非常に低い。IPからログを入手し、そのプロバイダーに調べさせ、
会員(カード引き落とし)の登録を見て住所を把握するってだけ。
捜査権を与えれば、誰でも出来る手順しかないんだよね。
そうそう、ネットで集まって、犯行をウッカリしてしまった連中は、
犯行の後で「今、オレって何やってるんだろう」とフト我に帰るまで、
完全に逝ってしまっているので、記憶力など弱くなる。脳内麻薬が分泌しまくり。
正直、公判で頭が悪いなぁとみえる証人発言をしていたり(川岸健治42)、
質問の意味を受け違える脳の不活発さと記憶散漫(堀慶末33)、
殺人より嘘吐きや捏造=他の二人やマスコミ含む=が大嫌い(神田司37)。
一番最初にリンクして手記を公開している神田ブログだけど、
マスコミや司法の問題点を指摘して我慢ならないという印象を受けるけど、
それは逮捕される前から「司法・マスコミの問題提起」していれば未だしも、
逮捕されてから「検察や警察などに問題があります!!!」ってやったってダメに決まってる。
神田被告人もダメ元でブログで公開をやってるんだろうけど、
川岸被告人は手記をマスコミに送ってる。
ネット時代の恩恵はマイナス面だけじゃない。
今まではTV・新聞・週刊誌、マスコミの報道以外で情報を得るには、
裁判で傍聴するしか手段がなかった。それが、犯人側がどう思って行動したか、
仲間同士の何がキッカケで暴走し悪鬼に変身したのか、ブログやサイトがある。
犯人側の行動パターンや思考パターンが、動機が良いか悪いかは別にして、
人柄が非常に手に取るように分かるようだった。マスコミと比較しても興味深い。
マスコミの記事が保存されてるのは磯谷さんのお母さんサイトで確認できます。
ネットの危険を減らすには、コツコツとした啓発しかない。
犯罪予告comだったっけ?半日で作って、次の日にTVやYahoo!らで紹介されたやつ。
政府の膨大の予算を皮肉って「無料で即できました」とキャッチコピーがあったような。
私は変に思っていた。少しネットに(サイト作成側で)慣れていれば、
犯罪予告comを作ってから検索エンジンに拾われる前に
TVマスコミが報道するって、ありえない。
報道時では「殺人予告を収集するサイトを作った人」って驚きと共に出てたけど、
前もって知らずに犯罪予告comを見つけれるのは、物理的に不可能。
ヤラセというか、出来レースって言うか、ネット犯罪を防止しようとしているのは
はるかに経験の多いサイトが山ほどある。私もネット110番も同じだ。
間接的に政府をバカにした別目的で利用するなよ、と勘弁して欲しいと思った。
政府・与党を始め、民主や他野党だってネット無知の集団という評価は確かだが。
「誰かが犯罪者の生態を学べる貴重な神田ブログ」と評してたが、いや、見事。
あのブログは神田被告の恋人が「あなたの主張を書きなさいよ」と促したもの。
支援者集団とは純粋に違うみたいだけど、いや、遺族関係者には不愉快だろうけど、
今後も注視して行きたいと思う。
<追記> ●ありきたりの解説なら、そこかしこで(ネットで)意見を読めるだろうから、 当サイトらしく、生物の生態学+人間医学を応用して解説してみました。 深く考えれば考えるほど、興味深いネット初の事件広報形態だと思う。 ●犯罪をした人がサイトでコラムを綴って書籍化されたことが8−9年前にあった。 相互リンクをしていたけど、非常に”人間”を見つめていた。改心していた様子。 そのケースは匿名だったから、どんな犯罪をしたのかは”金融関係”としか不明。 神田ブログは本名なので事件が明らかで、マスコミ・遺族・犯人の様々な角度から見れ、 本当に比類なき”初めて”の感覚を経験させてもらっています。 ●神田ブログの初期に出てきた途中離脱組:本堂(HN杉浦)も、 もし当日現場に参加していたら必ず行動を共にしていたと思う。そういうものかと。 ●神田ブログ、本当に読みにくいです。 ●作者の実家から拉致現場が近かったりしてます。びっくりだよ。 出てくるデニーズやらにボクもよく行った…。 ●2009年1月20日名古屋地裁において、検察は3犯人に向けて死刑を求刑した。 |
<作者の総合分析と結果推測> 誰がウソを言って、誰の証言が真実に近いのか。そう考えた根拠の説明を試みます。 ポイントは、たった15分でトンカチで頭を殴ることから袋を被せ、殺害が完了した。 彼らが殺人を起こしたという現実感が今ひとつない印象を私が持ってしまうのは、 日常から考えれば僅か15分の出来事で、普段ならあっという間に過ぎ去る時間、 それなのに法廷に立たされ、死刑を求刑されている現実が受け入れられないだろうこと。 その15分という作業が被害者・遺族・自身の親たちを含めた全員の人生を狂わせたこと。 車の中(3列目のシート)に磯谷さんの亡骸を置いたまま、着替えなどの買い物、 奪ったキャッシュカードのから金をおろすための銀行やコンビニATMへ移動している。 その後、やっとガードレールから亡骸を捨てた。スコップは途中で調達している。 よく高速道路で事故を起こした長距離トラックの運転手が、 「景色と同じように過ぎ去る」として、(車が稼動すれば)逃げていくことが多い。 逮捕されてから「一瞬にして過ぎ去る高速道路の景色と感覚的に似ていて…」などと話す。 重大な犯行とはいえ、あまりにも短い実行時間だと、犯行の前後で感覚が微妙に狂う。 15分前には彼女は生きていた。15分後には彼女は動かない死骸となっていた。 その間に何があったの?みたいな感じかと私は思う。仲間同士で責任を擦り付ける理由かと。 (後日に続く) |
<忘れちゃダメ!!!凶悪事件コンクリート女子高生殺人事件>
=ネットでも未だに話題
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IT相談所 UMA 時計 サケマス(淡水釣り) 海釣り