児童養護施設にランドセルなどを贈るタイガーマスク運動は日増しに広がり11日(2011年1月)までに43都道府県、111件に広がった。小木逸平アナが「一過性に終わらせたくない」と、続報で寄付についての日米比較を取り上げた。
11日には大分県内の児童養護施設にタイガーのお面をかぶった男性が訪れた。事前に予告があり、報道カメラが待ち構える前で、タイガーマスクが施設の係員に「伊達直人です。元気な小学生になってもらいたい」と、袋に入った贈り物を手渡しそそくさと立ち去った。
スタジオのボードにはほとんどオレンジ色に塗られた日本地図のなかで、まだタイガーマスクが出没していないのは緑色の4県。
「青森、宮城、高知、徳島の4県だけとなりましたね~」と司会の赤江珠緒アナ。この4県も近々埋まる勢いだ。
小木が「タイガーマスク運動が根付くきっかけになればと、寄付とは何かを考えてみました」と、寄付の超大国・アメリカと日本の比較をして見せた。
それによると、アメリカの年間寄付額はなんと約34兆円。鳥越俊太郎(ジャーナリスト)が「日本の税収規模だね」と驚いた。対する日本は、約7000億円でアメリカの50分の1だ。成人1人当たりの寄付額でも、アメリカの約13万円に対し日本は約2500円と差は大きい。
では、誰が寄付をしているのか。アメリカは76%が個人で、日本は法人が63.6%。対GDP比の寄付額では、36か国中アメリカがダントツの1位。日本は29位だった。
「なぜこうなっているんですかね」という小木の疑問に鳥越はこんなふうに解説した。
「アメリカはキリスト教が根付いていて、教会中心に寄付行為が定着している。一方、日本は税制が厳しかったので」と重い所得税を理由に上げた。
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