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【プロ野球】

マリンの鉄腕・伊藤が稲尾超えへ 来季も50試合登板だ

2011年12月25日 紙面から

ファンとの交流イベントに参加したロッテ・伊藤=千葉県浦安市で

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 “マリンの鉄腕”が来季、タフネス記録に挑戦する。ロッテ中継ぎ陣のエース右腕・伊藤義弘投手(29)が24日、過去3人しか達成していない「入団以来5年連続50試合登板」を来季の目標に掲げた。

 「そんな記録は知らなかった。それはすごいことですよね」。千葉県浦安市内でのイベントに参加した後、記録の存在を知った伊藤が目を輝かせた。今季はぴったり50試合に登板、史上8人目の入団以来4年連続50試合登板を達成。稲尾和久や杉浦忠ら大投手と肩を並べた。抜きたいという気持ちは強く「5年連続を達成してみたい」と力強く言い切った。

 頑丈だ。今季は9月1日の日本ハム戦(QVCマリン)で、折れたバットが左すねに突き刺さるアクシデントに遭って、その後の出場が絶望視された。しかし、1カ月半後に戦列復帰。10月19日の楽天戦(Kスタ宮城)で50試合目のマウンドに登った。体が強いことは伊藤自身も分かっており、こう公言してはばからない。「50試合登板は毎年の目標。現役の間は続けたい」

 そんな男が究極の目標とするのが中日の岩瀬。入団以来13年連続で50試合以上に登板。日本記録を保持している。大学、社会人出身という同じキャリアを持つだけに「ターゲット」だと即答。最下位脱出のため、鉄腕が来季も大車輪の活躍を果たす。 (川越亮太)

 

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