長野が白鵬に弟子入り　横綱から本塁打倍増指令！

　巨人の若きタイトルホルダーが横綱と電撃合体だ。今季首位打者の長野久義外野手（２７）と盗塁王の藤村大介内野手（２２）が２４日、横綱白鵬が所属する宮城野部屋を訪れ“出げいこ”で汗を流した。長野と藤村は短パンの上からまわしを締め、鉄砲やしこを体験。白鵬にも２番ずつ胸を借りた。

　「お客さん」の雰囲気などまったくなし。さらなる飛躍を期す２人は約２時間みっちりと“かわいがり”を受けた。汗だくでけいこを終えた長野は「きつくて、足がやばいです。下半身の強さはスポーツ全部に共通すると思う」と収穫を強調。藤村も「足の裏から伝わるパワーの使い方が勉強になった」と息を弾ませた。同学年の長野と白鵬は昨年の報知プロスポーツ大賞の表彰式で意気投合したという。白鵬は「２人とも野球界では関取衆だけど、相撲ではこれからだね。この経験を生かして来年は羽ばたいてほしい。本塁打（長野は今季、１７本塁打）と盗塁（藤村は今季、２８盗塁）をそれぞれ倍だな」とゲキを飛ばした。　（臼杵秀之）