無責任な余命告知
東京都江戸川区 加藤陸奥生 85
昨年夏、かかりつけ医に紹介された総合病院で胃がんの告知を受けた。
「余命半年」と言われ、「なぜわかるのか」と聞いたら、
「がんは推測しやすい病気です」と説明を受けた。
その後、転院し、抗がん剤を飲むなどの治療をしながら、様子をみている。体調も良い。
総合病院からは、かかりつけ医にも私にも、状態の問い合わせはない。
告知しておきながら、追跡調査をしないのは無責任だと思う。
軽々しく余命を言ってほしくない。言いっ放しは医療の常識なのだろうか。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39862
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引用ここまで・・・
「あとどれくらい生きられるんですか?」
割と困る質問です。
医者は預言者ではありません。
人間の命を「正確に」予測するのは困難です。
医者に聞けばわかるというのは間違い。
例えるなら、
チ○毛は何歳何ヶ月で生えるのかを保健の先生に聞くようなもんです。
確実に生えますが、正確な予想は困難です。
さて、患者(家族含む)に予後告知を求められたら
「抗癌剤の効き具合や癌の進行速度には個人差があり、
短くて3カ月、長くて2年以上生きる人もいる。1年後に生きている人は半分である。
5年10年と生きるのは不可能と考えた方が良い」
など、幅を持たせています。
ある終末期医療の専門家の話では、
「短くて○か月~長くて○年」
「短くて○週間~長くて○か月」
「短くて○日~長くて○週間」
と2つの単位を使うといいらしいです。
しかしながら、加藤陸奥生さん(85)が、一体何に腹を立てているのかよくわかりません。
胡散臭い占い師の如く予後を告知するのは、
不正確であり非難されても仕方ありません。
予後を告知したからといって追跡調査は通常しません。
(治験などでは調査します)
あ、この追跡調査ってのは、
無増悪生存期間 (どれくらい癌が悪化しなかったか)
全生存期間 (治療開始してからどれくらい生存したか)
とかそういうのだよね?
転院したのであれば、
少なくとも死亡後に
転院先から「亡くなりました」というお手紙が件の総合病院に届くでしょう。
でも癌が大きくなったとか小さくなったとかは報告しないかもしれません。
>言いっ放しは医療の常識なのだろうか。
癌の治療や経過観察や評価は「転院先」の責任で行うものであり、
「転院元」は滅多に口を挟みません。
てゆか、そんなに「転院元」に治療効果や予後を調べてほしいのかなあ???
加藤陸奥生さん(85)がもうすぐ亡くなるのは確実。
今は体調が良くても、ある日を境に急速に体調が悪化すると思います。
でも、それがいつなのか、正確には言えない。
医者を恨みながら死んでいく者も多いのだろうが、
幽霊と死体が怖くて医者が出来るかってんだ!